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the shape of voice
こんにちは。
私の住むところの今日の天気予報は、曇りのち雨。
けれども、待てど暮らせど雨は降らず。(とはいえ、半日ほどしか待っていませんけれど。)
せっかく洗濯物は浴室乾燥機にお任せしたのに、なんだか損した気分です。
『京アニ』にハマっている
誰の記憶にも新しい、『京アニ爆破事件』
あの事件が起こってからしばらく、だいたい1ヶ月くらいたった頃だったかと思います。
私の家族の鳥さんが1匹、鳥籠の中の事故で亡くなってしまって。
それがたまたま、復職の前日で。
まあ、仕事には平気な顔して行ったんですけど、もう、頭も心も生活も、何もかもがめちゃくちゃになっていました。
そんな時、弟から『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品を勧められて、Netflixに体験加入し、休日を費やして全話視聴。
主人公・ヴァイオレットちゃんの表情の移り変わりや、細かいところまで描き込まれた世界、風に揺れる花や髪…。
加えて、このお話は『手紙』と『言葉』、それから人の持つ『心』
それらが鍵となってくるお話ですから、セリフのひとつひとつ、声優さんの一言一言が、とにかく身にしみる。
何をとってもただただ美しいお話でした。
特に私は、7話にて、ヴァイオレットちゃんが、池に浮かぶ落ち葉を踏んで、傘で飛んで歩くというシーンの美しさに、鳥肌が立ちました。
何度見ても、あのシーンは鳥肌が立ちます。
本当に、美しかった。
ちなみに、いちばん好きなお話は10話です。
(気になる方は見てみてください。)
前置きが長くなってしまいましたが、『京アニ』の何がすごいかって、まずは『作画』ですね。
もうこれは、見てくれ!としか言いようがないのですが。←
本当に、ただただ、美しい。
もうね、言葉が出てこないんですよ、圧巻すぎて。
私って、景色を見るのが好きなんです。
海も山も川も渓谷も、それから花見とか、紅葉狩りなんかも好きです。
ただ、海を見るなら山の上から、川や渓谷を見るなら吊り橋の上から、山を見るなら遠い対岸から。
細かく見るよりも、大きく、全体を視野に入れてみるのが好きなんです。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では、まさに私の大好きな、そういう風景がたくさん描かれていてですね!
本当に、もう、素晴らしい。
皆さんもみてください、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を。
今月の18日から、映画も始まるので見て。
『京アニ』にハマってる話はどこへ行った
そうそう、私は『京アニ』にハマってるんです。
ここ1週間くらいの間で、『氷菓』『境界の彼方』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、それからさっき見終わった『聲の形』
勝手に京アニ祭りですよ、本当にもう。
でもやっぱり、どの作品も、美しい。
ここ1週間で見た作品は、どれも過去に一度以上見たことのある作品で、つまりはストーリーも好きだから見ているのですけれども。
ストーリーが良いのに、そこに京アニブースト(?)がかかると、もう、ダメですよ。
供給過多で死にますよ、私が。
『氷菓』
表情がコロコロと変わる少女・千反田える
生き雛と桜のコラボレーション
「水と土しかありません」の、小川
『境界の彼方』
海!!!
それから、凪がきたときの、あれ。境界?
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
これ以上褒める必要あるか??? ま、褒めるんですけど。←
風に揺れる、紫のスミレ
物語が進むにつれ、表情が豊かになるヴァイオレットちゃん
各話でしか出ないキャラクターの、作り込まれ方
『聲の形』
主人公が抱える「人間不信」の可視化(これ本当に革新的だと思った。)
手話の手の動き
西宮の声優!!!!(早見沙織さん本当に神演技でした…!)
飛び込みや鯉の餌やりなど、水
…私、京アニさんの『水』の作画が好きなだけでは?
いやでも、本当に、『水』が美しいんですよ。
もう、本当に。
指先を入れたら、波紋が広がって、冷たいって思って、水に浮かぶ落ち葉が揺れて————。
ああ、もう、水が美しい。
the shape of voice
京アニを推したい気持ちはすごいんですけどね!!
今回は、さっき見終わったばかりの『聲の形』をお勧めしようかなって思いますよ。
なんか、昔にも書いたかもしれないけれど、今の私がもう一度書いてみようかな、みたいな。(書いてなかったらそれはそれでよし。)
『聲の形』は『こえのかたち』と読みます。
英語表記で『the shape of voice』
『こえ』が『かたち』で表される『手話』が主題です。
耳の聞こえない少女・西宮と、過去の出来事がきっかけで西宮への贖罪をしようとする主人公・石田くん。
よくある学校、よくいる担任、よくいる生徒。
よくあるイジメ、よくある人間関係、よくあるすれ違い。
ただひとつ、特殊な部分を挙げるとすれば、転校生の少女の耳が聞こえなかったということくらい。
妙なリアルさが、非現実を現実のように体感させてくれます。
小学生から高校生、高校生から高校生への成長。
自分を変えるということ。
自分が変わるということ。
みんなで変わるということ。
私の青春は、病気病気病気…病気ばかりで。
こんなふうに人間関係で、悩まなかったというと嘘になりますけれど、こんなふうには悩めなかったし、こんなふうには変われませんでした。
だからこそというと、私だけの感性になってしまいますけれど。
あえて、だからこそ、こんな青春もいいなって思えるような。
ただ温かいだけではない、温かいお話です。
ちなみに私は、母が家族プランで加入しているNetflixを活用して観ました。
『境界の彼方』以外の作品は、Netflixで見れるっぽいですよ。
(『境界の彼方』はdアニメストアで見ました。)
フリートライアルもあるので、是非。
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映画『聲の形』公式サイト
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