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メルマガ【絵本沼ゼミ】2022年9月25日号:[絵本評]-非常に難しい問題-「こぐまちゃんえほん」(こぐま社)

メルマガ【絵本沼ゼミ】をお読みいただきありがとうございます(^^)/

 今回のお題はこぐま社の大看板「こぐまちゃんえほん」です。   好評巡回中の「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」展や、品切続出のファミリーマート限定のチロルチョコとのコラボレーション商品など、刊行から半世紀以上経った今もあの子熊は人気者です。

テディベアをモチーフにしたキャラクター、別6色の印刷、簡潔で美しい文章など、シリーズ全12冊+別巻3冊にまつわるエピソードはたくさんありますが、今回は刊行までの背景・経緯と、大きな特徴となっているあの見開きについて解説します。

いつもながら長文ですが、最後までお付き合い願えれば幸いです (^^) _旦~~。


【絵本沼ゼミ】[絵本評]-非常に難しい問題-「こぐまちゃんえほん」(こぐま社)

■わかやま先生の絵本作家以前

快晴で人多し。
そんな7月17日、「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」展を鑑賞しに世田谷美術館を訪問。
 
わかやま先生の大規模回顧展は初開催とのことで、はじめて知ることが多く、他の作家との交流、たとえば結婚の立会人が詩人のまど・みちお(1909-2014)だったとかぜんぜん知らなかった。

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