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手あそびうたの仕掛け絵本

うちの2歳児でも楽しめた英語絵本は、案外、利用価値があるのではないかと思う。文法や語彙がわからなくても、音を真似て遊んでいるうちに言葉を覚えてしまうのは、本来、子どもが言語を習得する際の自然なプロセスでもある。

保育園には定期的にギター片手に訪問する歌のお兄さんがいて、手あそびうたを中心に子どもたちと歌って遊んでくれていた。なかでもとりわけ人気のあそびうたが、このバスのうただった。

この絵本には、バスの車輪をまわしたり、ドアを開けたり、ワイパーを動かすなど、歌にあわせた手あそびの場面を動かせる仕掛けが施されている。

The Traditional Song Adapted & Illustrated by Paul O. Zelinsky,
The Wheels on the Bus
(Dutton Children's Books, 1990)
裏表紙には楽譜あり

仕掛け絵本だけに、わが家の1冊は年季が入ってしまったが、今でもネットA書店で入手可能なのが嬉しい。予算が合えば贈り物にもいいのではないかと思う。

もっとも、こんな絵本がなくても動画で簡単に楽しめるのが現代の良いところ。
絵本を集めたりVHSビデオを買い漁っていた頃の苦労が嘘のようで羨ましい。