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読後にカレーが食べたくなる謎のミステリー

越尾圭 著 『AIアテナの犯罪捜査』(宝島社、2021年)

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冒頭から衝撃的。息つく暇もない展開に、うわぁとなって一気読みした。

人間がAIを道具として使いこなすか、それともAIに使われるかが本筋だけど、育った環境や言葉がけの大切さとか、ちょっと位いいだろうの危うさとか…いろいろと考えさせられた。

思えばミステリーは悲劇。カタルシスがなんとも心地よく、読後は不思議とカレーが食べたくなった。🍛🍛🍛🍛🍛