【韓国BL小説】<シュガーブルース>ボーイシーズン
作品解説
シュガーブルース(슈가 블루스 Sugar Blues)
ボーイシーズン(보이시즌):作
小説:本編5巻+外伝3巻 完結
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おすすめポイント
大型犬×ツンデレ猫のじゃれあいカプがお好きなかた
財閥受の逆スポンサーものが読みたいとき
10年越しの片思いの受が愛されようと賢明に頑張る姿を読みたいとき
濃厚なR-18シーンをたくさん読みたいとき
感想
俳優攻×財閥受の逆スポンサーものということで読んでみました。
ふたりが初めて出会った10年前の高校生のとき、受が攻を煽って殴り合い。
いろんな意味で手が早いな…
受は攻に興味を持ってもらおうといろいろ画策するのですが、ネグレクトな母親に見捨てられた息子・ペク・サンヒ(攻)は精神的に余裕がなく、受けに興味を持ちません。
と思っていたら、ある日学校のプールで泳いでいた受に、攻が近寄ってきて……。
突然のことで受はパニックになり、挙句の果てに朝起きたら夢せ…(自主規制)。
ここから受の人生が狂ってきます。
そして10年の片思いから、攻への感情が激重。
借金を肩代わりする
優秀な元マネージャーを再雇用する
優秀な監督・共演者の作品にしか出演させない。ただし共演者がペク・サンヒの演技を食うなら、出演を渋る
攻の撮影現場の天気予報を毎回チェックして、ケータリングカーやクーラーカーを送る
攻のビジュアルチェックに余念がない
そして、攻に体のスポンサー契約を迫っていて、復讐ではなくもはや愛情です。
内心はすごく攻のことが大好きだけど、悟られないために、
ソ・ハンヨル(受)の口がめちゃくちゃ悪い😂
君、財閥家の息子だよね??
攻は攻で、人や世間に無関心で生きる目的がほぼ持てないまま30年近く生きてきましたが、ときどき衝動的に行動することがあり
君、どうした???????
アダルトチルドレンにありがちな自己抑圧が過ぎて感情の露出がうまくはないタイプだと思われます。
人とうまくコミュニケーションをとれるタイプではないのですが、とにかく顔がいいので、俳優業やママ活で生きてきたようです。
(攻も受も女性関係の話が一瞬出てくるので、いちおうご案内)
ただ、なぜペク・サンヒが生きることに無関心なのにお金を稼いでいるかというと、2人の妹を養うためだったからです。
気になるふたりの関係は、1巻の終わりからスタートし、それ以降ガッツリ描写があります。
受は水泳が好きなので、水に滴った色気が漂っているのと、
攻は体力があり余っているので、とことん追い詰める!何回やるの!?犬なの?
シーンの描写が濃厚濃密。汁度が高く、回数も多いです。
毎回ハードすぎて、事後は受が数日間は体調不良を起こしてしまい、受の秘書が攻にひそかに注意したりします。あまり守られないのですが…。
それが後悔に繋がっていきます。
スポンサー関係とはいえ、攻が受に興味を持ちはじめていき、
好きなシーンの1つに「夜中のスンデグクデート」があります。
ふと夜中に「一緒に食べにいこう」と攻が受を誘います。
車を走らせて、2人一緒に過ごした高校に近い、ソウル郊外の大衆食堂に入ります。
財閥家のハンヨルは大衆食堂を利用したことがなく、目の前に出されたスンデグクを怪訝そうに見つめてました。
そんなハンヨルを見ながら、サンヒは語り始めます。
2人の妹のこと、2年前に起こした傷害事件の理由、このお店に来た理由。
昔からこのお店に来ていて、特に誰かから優しくされるわけでもないけれど、喧騒なまわりをみると、座っているだけで妙に癒やされる。
そんな場所であることを。
サンヒーーーーーーーー😭!!!!!!!!!
それに対してハンヨルは
ハンヨル😭!!!!!!!!!
片想い期間が長すぎて、相手からの行為を素直に受け取れない😭
このスンデグクデートの他にも、ハンヨルとしたいことを自ら進んでやっていきます。
サンヒはいままでの人生で無意識に捨ててきた、他人とともに生きることをハンヨルを通じて知り、
ハンヨルは、10年間望み続けてきたサンヒからの愛を少しずつ受け容れていきたいのだけれど、ハンヨルが堪えてきた期限が迫ってきてしまい……。
というお話です。
外伝
ハッピーしかないのでご安心ください☺
ふたりの仲がよすぎて、周りの人たちが必死にフォロー。
いや、君らバレるから。
攻だとカン室長(マネージャー)、受だとヤン秘書と実姉のソ·ジュウォンがフォローしてくれます。
登場人物の一部は、どうしようもないな!というキャラクターはいますが、ほかは全体的に健全。
執着受・ハンヨルの名言集
ゴリゴリの強メンタルな受で最高です🫶💕
小説
RIDI
など各プラットフォームにて販売。
AudioComics
AudioComicsが1、2巻あるそうです!
この美麗なイラスト、攻受ともに美麗。
特に1巻イラストの"シズル感"がまさにシュガーブルースです。
(AudioComics化されるくらい人気なのも小説を読むきっかけになりました)
特設サイト