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【韓国BL小説】<Choice of Choices>キム·ダビデ


作品解説

👑2022年RIDI AWARDS BL小説eブック最優秀賞👑
チョイス·オブ·チョイシズ (초이스 오브 초이시스)
キム·ダビデ(김다윗):作
小説:本編6巻(243話)+外伝1巻(31話) 完結

【受】チョン·ジイン(31)
デビュー4年目の俳優。
俳優だった韓国人の養母とシェフだったアメリカ人の養父に養子縁組をして、イタリアで成長。
華やかで繊細な外見と安定した演技力を持っているが、その外見によって与えられる役が限定的。 知名度はそれほど高くない。
過去にあった"ある事件"によって、深い関係を築くことを抑制する傾向が強い。
挑戦と変化よりは現状維持を好む静かな性格。
けれどその性格も"ある男"に出会うことで、しだいに変わっていく。

"イ·ハンさん、責任を取りたくて来ました"

【攻】イ·ハン(27) 本名:이한처음(イハン初代)
ハンソグループオーナーファミリー3人兄弟の末っ子。
ノックスホテルのチーム長。
出生と関連したさまざまな噂によって心に傷がある。
欲しいものがあるときは、忍耐強く時間と真心を込めて確実に自分のものにする執拗な性格。
価値があると判断したことだけに心と体が動く。
誰もが持つことのできない絶対簡単ではない男。
かなり自信満々に成長したが、受の前だけは相変わらず弱くなり小さくなる。
大型犬だが飼い主以外の相手には闘犬になることもある。

"いったい今まで『ダーリン』が何人いたのだろうか"

【キーワード】
現代物、財閥、芸能、年下攻、執着攻、純情攻、年上受、俳優受、過去、ゴールデンシャワー

注意事項
主人公たちの過去の経験、個人的な性格と絡み合い、BDSMと関連した一部の傾向が取り上げられるが、加虐のSM関係、支配/服従に基づくDS関係を結びません。
※BDSM:嗜虐的性向の一種。B(ボンデージ)、D(調教)、S&M

RIDI

人物相関図

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「チョイス·オブ·チョイシズ」→「カムバック」の順で読むことを強くおすすめします。

小説

RIDI ※成人認証が必要です
※2023年8月現在、配信はRIDIのみです

感想

  • 舞台がソウル🇰🇷、バンコク🇹🇭、イタリア🇮🇹、ニューヨーク🇺🇸、パリ🇫🇷とグローバル。読むだけで旅行気分です。

  • 自動翻訳にも関わらず、臨場感があふれるキム·ダビデ先生の筆力が素晴らしいです。
    ホテル施設や、料理、ワイン、観劇デートのシーンなど、本当にふたりが生活してるように感じられました。

  • 年下ワンコ攻の激重感情が爆発してるのがおもしろいです。

  • もうひとりの攻(ユン·ジュホ)も個人的にお気に入り。相手への自己表現は苦手だけど、受への執着心には同情します…。

  • 攻たちのキャラクターが濃い反面、受の性格は柔らかくて癒やし系、もしくは優柔不断な面がストーリーのはじめには見受けられます。
    ストーリーの後半では年上受らしく、年下攻をたしなめるシーンが出てきたりとかわいいです。

イ·ハンの名言(迷言)

バリのリゾートで受が仕事で撮影🏖️📷
合間で受が自撮りした写真に
攻『誰が何を言ってあんなに綺麗にほほえんだんですか?😡💥
私じゃなくて他人にあんなに笑ったことがすごく憎いのに…。すごく綺麗だから憎むこともできないし…』

130話

攻「私たち、赤ちゃんは出来ないの?🥺」
受「…よく聞きなさい」
27歳児に性教育する受😂

性欲を超えた子どもを持ちたい繁殖欲を抱いても、男性同士だから持てない。
それでも攻が子どもを切望したのは、あくまで行政上の契約の"結婚"よりも、はるかにふたりの関係を強固に結ぶことができると考えているから……というのが印象的です。

152話

撮影場のペンカフェにスポンサーパワーを発揮する攻
受「豪華すぎるんだけど?!?! なんで私のペンカフェカーを出すって知ってたの?」
攻「私、あなたのファンクラブの会員だもん🥺 」

180話

受け視点で話が進むため、攻めのゴージャスさが目立ちますが、受けも裕福な家庭の育ちなので、比較的精神が安定しています。

その反面、もうひとつのカップリングのイ·ヘソン×チェ·ホンソは……😭
ぜひ「カムバック」も読んでください!

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