【歴史その2】「カンカンに怒る」にも歴史がある
「怒りという感情」=個人的で本能的なもの?
生きていれば、一度は「カンカンに怒った」ことがあると思います。「仏の顔も三度まで」という言葉があるくらいですから、仏様だって我慢の限界を越えれば怒ります。私たち人間では、理不尽な振る舞いや裏切りなど理由は様々ですが、堪えきれない怒りという感情が身体から湧いてくることがあります。
怒っている時は、冷静に我が身を見つめることはできませんが、一見すると、この「怒りという感情」は、とても個人的なもののように感じます。同時に、怒りは、