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【中3生】10月三者面談で大切なこと3選(2024)

<結論>
志望校合格のためには、この3つ意識して三者面談に臨みましょう

①志望校を絶対に下げない
②志望校を未定と言わない
③志望校と現状とのギャップを詳しく聞く

さてはじめていきましょう!

Youtubeでも解説中!!


①志望校を絶対に下げない

今は志望校を下げる時期ではない!

志望校とは、行ける・行けないで判断するのではなく
心の底から行きたいと思っている高校である。
(志望校のことを考えるとワクワク、楽しくてたまらない。)

12月の最終成績表が出ていないこの時期に
志望校を下げてしまうと成績が上がる可能性が減ります

理由は2つ

1.生徒のモチベーションの低下

今、志望校を下げてしまうと
・諦めた
・諦めさせられた

とういう気持ちがはたらき
その気持ちを引きずる可能性が高いです。

きっかけが親の場合
→生徒が納得してない場合
 志望校を下げられた。
 諦めさせられた。
 強制感が働き、生徒のやる気がなくなる。
 その後、勉強以外にも支障が出てくる。

きっかけが生徒の場合
→心に迷いがなければOK。
 少しでも迷いがあれば
 諦めた。となり
 モチベーションは低下する。
 なぜか親のせいにする。

生徒が納得できなていない場合は
どちらのきっかけでも家族にとって良くない。

今は志望校を下げる時期ではない。
12月三者面談が志望校最終決定の三者面談である。

そこまでは生徒に諦めずに頑張らせることが大切です。

2.学校の先生に「成績が足りている」と安心感を持たれる

ここは重要!
学校の先生は全生徒受験に合格してほしいと願っています。
(私も同じ気持ちです)

生徒一人一人がどの高校を目指していて
成績が足りているのか、足りていないのか先生が把握する時期です。

中学校の先生は
成績が足りていない生徒への意識が高くなります

中学校の先生の優先順位は(一概には言えませんが)
1,志望校が決まっていて、成績が足りていない生徒
2,志望校が決まっていて、成績が足りている生徒
3,志望校が決まっていない生徒

この優先順位だと考えています。

そうなりますと、絶対とは言えませんが
成績が足りない生徒に対していは、成績表を上げて上げなければならない
という気持ちが働きます。

成績の合計が上がれば良いので
その生徒の得意な教科や頑張っている教科
・5教科
もしくは
・実技教科(副教科;音楽・美術・技術家庭科・体育)
が上がる可能性があります。

神奈川県では
中3生の前期成績表は高校入試に必要ないので
変化はありません、むしろ成績が下がる場合があります。

ただ、12月の成績表は高校入試に必要なので
志望校に対して成績が足りない生徒に対して
成績が上がる
可能性があります。
特に実技教科など理由がわからないけど上がったなど。
(あくまでも今までの経験からの推測です。)

絶対に志望校を下げてはいけません。

②志望校を未定と言わない

1.成績が上がる可能性が減る

志望校が未定の生徒に対して
中学校の先生の優先順位が下がると感じています。

先生の優先順位は(一概には言えませんが)
1,志望校が決まっていて、成績が足りていない生徒
2,志望校が決まっていて、成績が足りている生徒
3,志望校が決まっていない生徒

志望校が決まっていないご家庭に対しては 
「じゃ、まずは志望校を決めてくださいね。」
 で三者面談が終了し、志望校が決まるまではご家庭任せになります。

2.現状を把握できない

志望校が未定では、今の現状を把握できない
今の成績表で足りているのか、足りていないのかわからない。

情報がなく、高校が選べないというご家庭もあります。
しかし
仮でもいいので志望校を決めて三者面談に望むべきです。

10月の三者面談で、この質問はよくないと感じています。
「うちの子の成績では、どのあたりの高校がいいですかね。」

その質問をすると
先生からは、いろいろ高校について説明してもらえますが
志望校はその場では決まらないので「未定」のままです。

「まずは早めに志望校を決めてくださいね。」
 で三者面談が終了し、志望校が決まるまではご家庭任せになります。

先生の優先順位は下がると感じています。(一概には言えませんが)


また、これは余談ですが10月の三者面談後に
教育委員会から出る「進路希望調査結果」というものがあります。

進路希望調査結果」とは神奈川県教育委員会が
神奈川県の各中学校の10月三者面談後に
中3生の進路希望状況を集計し、一般公開してくれます。

未定者も公開され、毎年300〜500名ほどいます。

昨年のものです。ぜひこちらも見てください。

今年の人気の高校は?
今年の倍率はどうなるのか?など
確認することができます。

ぜひ、仮でも良いので志望校を決めて
進路希望調査結果」を確認しましょう。

現状の確認にとても役に立ちます。
(この時期からは会場模試も受けましょうね。)

③志望校と現状とのギャップを詳しく聞く

志望校合格、夢実現のためには

1.志望校、夢を設定する
2.現状を知る(今の自分を知る)
3.ギャップを知る(1と2の差を知る)

そして行動あるのみ!

1.志望校、夢を設定する

これは今まで何度もお話ししました。
志望校、夢(ゴール)を最初に決めることはとても大切です。

たまにゴールを決めずに
とりあえずがむしゃらに頑張れば良い!

ということを聞きます。

悪くないです。
何もしないでいる生徒より
遥かに志望校合格に近づきます。

そこにゴールを設定すると
そのがむしゃらな頑張りが

・正しい方向なのか
・間違った方向なのか

判断できるようになります。

これは、とても重要!

間違った方向だったら
いくら頑張ってもゴールにたどり着けない

志望校、夢(ゴール)を最初に決めましょう。

2.現状を知る(今の自分を知る)

志望校(ゴール)を設定したら
今の自分をしっかり見つめ直さないといけない

たまに
今の自分から目を逸らしてしまう生徒がいます。
気持ちはわかります。

できていない自分を見つめ直すと嫌になってしまいます。
でもこれでは志望校合格、夢実現はできません。

今の自分(成績・実力)を知りましょう。

3.ギャップを知る

1と2が分かれば、その差がどのくらいあるのか把握できます。
そうすれば、その差を埋めるために頑張れば良いのです。

何を頑張れば良いのか具体的にわかれば
迷いがなくなり、やることが明確になり

やる気もUPしますね!

結論

志望校合格のためには
10月の三者面談で

①志望校を絶対に下げない
②志望校を未定と言わない
③志望校と現状とのギャップを詳しく聞く

この3つがとてもとても大切です。
頑張っていきましょう!!

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