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グローバル検索データベースの再構築(Thunderbirdの動作が遅いと感じる場合)

Thunderbirdの動作が遅いと感じる場合、グローバル検索データベースの再構築がひとつの対策となります。以下の手順に従うことで、パフォーマンスの改善が期待できます。

目次

  1. Thunderbirdを終了する

  2. プロファイルフォルダを開く

  3. 隠しファイルを表示する設定 (Windowsの場合)

  4. プロファイルフォルダの場所を開く

  5. global-messages-db.sqliteファイルを削除

  6. Thunderbirdを再起動する

  7. まとめ

Thunderbirdを終了する

まず、Thunderbirdを完全に終了させます。

タスクバーのThunderbirdアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。または、Thunderbirdウィンドウの右上にある「×」ボタンをクリックして閉じます。

プロファイルフォルダを開く

次に、プロファイルフォルダの場所を確認します。

通常、以下のパスにあります。

C:\Users\(ユーザープロファイル名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\(ランダム文字).default

※AppDataフォルダは隠しフォルダなので、表示設定を変更して隠しファイルを表示する必要があります。

隠しファイルを表示する設定 (Windowsの場合)

  1. エクスプローラーを開きます(Winキー + E)。

  2. 上部の「表示」タブをクリックします。

  3. 「表示」タブ内の「オプション」をクリックし、「フォルダーオプション」ウィンドウを開きます。

  4. 「表示」タブを選択し、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れます。

  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。

プロファイルフォルダの場所を開く

  1. エクスプローラーに以下のパスを入力してアクセスします:

C:\Users\(ユーザープロファイル名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\
  1. (ユーザープロファイル名)の部分は、あなたのWindowsのユーザー名に置き換えます。

  2. プロファイルフォルダには、通常「(ランダム文字).default」というフォルダがあります。このフォルダを開きます。

global-messages-db.sqliteファイルを削除

  1. プロファイルフォルダ内にあるglobal-messages-db.sqliteファイルを見つけます。

  2. このファイルをフォルダ内から削除(移動)します。


※ファイル自体を削除するとファイルが消滅するので、マイドキュメントなど、ひとまず別のフォルダに移動しておいた望ましいです。

なお、こちらの処置によってメールソフトがクラッシュする可能性もありますので、操作は慎重に行ってください。自信が無い場合は、詳しい方にお願いする方が安全です。

Thunderbirdを再起動する

  1. Thunderbirdを再起動します。

  2. Thunderbirdが起動すると、自動的にグローバル検索データベースの再構築が開始されます。

データベースのサイズが15GBから1.18MBに縮小し、容量が改善されました。


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