2023 US OPEN レポート③
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皆様のガットの感想を集め、それをデータ分析します。
今まで使ってきたガットも含め回答をお願いいたします、6問で終わります！
＜アンケート＞
皆さんこんにちは！Strings Proです！
US OPENのレポートも残り2回ですが今回は、”全部は見られてないけど一部見た選手たちの試合”をお届けします。
■フェリックス・オジェ・アリアシム
国旗
2000年8月8日生まれ
右利き
両手バック
193cm
自己最高ランク：6位
最近の選手は軒並み身長が190cm超えてきますね…笑
アリアシム選手は安定したストロークが魅力で、コントロールのいい選手ですね。
1回戦
vs M.マクドナルド
6-7
6-4
1-6
4-6
なんと、なんとシードダウンしてしまいました。
この試合は残念ながらフルでは見られなかったので見た限りでお伝えします！
大前提としてアリアシム選手はすさまじく強い選手です。リスペクトありきでこの記事を書かせて頂いてます。
個人的に勝手な敗因は、圧倒的な武器がなかったことだと思います。
というのもストロークは上手でミスも少なかったのですが、とびぬけてパワーがあるわけでもなく、突出したスピンで押し込んでいくわけでもないのでラリーをしているとジリ貧で押されて行ってました。
相手に押されている状況でもシナー選手やズべレフ選手のように一撃で現状を打開できると強いのですが、アリアシム選手は重心が後ろに下がって主導権を握られたままでした。
手首の使い方が上手で差し込まれた時もすごく上手に返球するのですが、逆にそれが原因で打点を前にもっていけてなかったのかもしれません。
球種の少なさ、展開の単調さも敗因だったように思います。
どれだけ質の高いボールを打っていても相手もプロなので、どんどん慣れられてしまいます。スコアにも如実に表れたかなと思います。
ストロークの時、手元が本当に器用な選手なのでもっといろんな展開ができるんじゃないかなと個人的には期待しております！
↓↓↓アリアシム選手を目指す方はこちらのガット↓↓↓
■西岡 良仁 vs スタン ワウリンカ
1回戦
6-7
2-6
4-6
3ゲームだけ見た感想で失礼します！
相性が…厳しかったなと思います。
ワウリンカ選手のバックのハイを狙ってスピンボールを打っていたのですが、一歩中に入って早いタイミングでとらえられてしまうと苦しい展開でした。
ワウリンカ選手はストレートに流すのも上手なので、西岡選手の得意な展開に持ち込むことがなかなか難しかったようです。
さらにチャンスがあれば回り込んでフォアの強打が待っているので相当難しい試合でした。
ただスコアを見て頂くとわかるように、それでも相手のリズムを崩そうと多様な球種や展開を混ぜていたので西岡選手はさすがですね。
ワウリンカ選手はBIG4全盛期にグランドスラムをとれるほどの選手なので、強いです！やっぱり！
■余談
US OPENはセンターコートのチケットさえ持っていれば他のコートは無料で出入り自由です。
なのでスケジュールを確認しながら狙っている試合の一つ前の試合から会場に行くとほぼ確実に一番前で見られます！
シード選手やトップ選手、レジェンド級の選手がゴロゴロしているので信じられない選手の試合を端っこのコートで間近に見られるのもグランドスラムの魅力の一つだと思います。
現地観戦、かなりおすすめなので是非行ってみてください！！
■まとめ
相手に勝つには、突出した武器を持つこと。
それを生かせる戦術を無数に用意しておくこと、相手によって柔軟に対応できること。
この2点が勝つために必要だと強く感じる2試合でした。
試合の中でもがき苦しむことを楽しみましょう！！！
次回でこのシリーズは最後になります、乞うご期待！
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