岸の柳

作詞:柳屋梅彦 作曲:三代目 杵屋正次郎 明治六年(1873)初演

寄せては返す波の鼓 汐のさす手も青海波 彼の青山の俤や 琵琶湖をうつす天女の光り 
その糸竹の末長く 護り給へる御誓ひ げに二つなき一つ目の
宮居も見えて架け渡す 虹の懸橋両国の 往来絶えせぬ賑ひも 唄の道とぞ祝しける

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