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自己紹介

改めまして、egu33です。

社会人になって以来、2007年まで長い間ソフトウェア開発を生業にして来ました。
私の世代では、入社時はまだ8インチのフロッピーディスクが全盛で、それが5インチに置き換わろうとしているころです。パンチカードも使いました。
多分若い人には絶対わからないだろうな。。。フロッピーは最近ちょっとニュースになったのでわかる人はいるかもしれません。でもあれは「3.5インチ」と言われるもので、相当にコンパクトになったものなんです。

初めて仕事で使ったPCはNECのPC-9801EとかFで、もちろんHDDなんてありませんでした。HDDは当時「ミニコン」と言われているような機器に2M(ギガでもテラでもありません。メガです)くらいのものが搭載されていた時代です。
OS(もちろんMS-DOS)も含め、全部フロッピーに入っており、そこから起動していた時代です。

開発言語もアセンブラから始めて、COBOL、FORTRANそしてCと一通り時代をなぞっています。

所属会社もいくつか転職し、現在の会社に入社したのが1996年、その後もC++からC#、JavaそしていよいよPM(Project Manager)もやるようになり。。。とキャリアを積んでいた2007年。
突然の「来月から品質部門に異動してもらうね」辞令。へ?品質部門って何するんだろう状態でした。
当時の当社には品質保証部門はなく、言ってしまえば「品質よろず何でも屋部門」だったので、最初は会社のQMSの改善から始め、だんだんと品質データのまとめと公表や、プロジェクトの品質診断、客先の品質保証部門とのやりとり、そのうちトップから「あのプロジェクトが火を吹いたみたいだから火消しに行け」と言われ。。。色々やって来ました。

その後、製造メーカーである親会社の品質保証部門に出向し、そこで管理職も経験しました。

「品質屋」として一番お世話になった団体はJUSE(日課技連)ですが、今回は縁あってSPI Japanで発表の機会をいただきました。
しかし、選んだテーマはとても30分で発表しきれる内容ではなく、発表はだいぶ内容をはしょったものになってしまっています。
そこで、発表できなかった部分をnoteで綴り、ついでに自分の(つたない)経験や知見も綴っていこうかと考えたのです。

ソフトウェア品質というものは基本的なエンジニアリング部分が数十年前からあまり変わっていません。温故知新がものすごく通用する世界です。
しかしそれでもここに来て世界はVUCAの時代となり、大きく変わっています。その変化を見ながら、業界の過去の知見なども踏まえて綴っていきたいと思っています。

定年まであと3年、正解がないソフトウェア品質についてまとめていきます。
しかし、毎晩、息子や娘とエオルゼアに冒険しに行っているので突然そっちの話になってもご容赦ください。。。


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