私はこれをやって公認会計士試験に合格しました。

はじめに

はじめまして、私も公認会計士試験に合格したので合格体験記なるものを書きたかったのですが、周りに書いている人が多くおり、私も長々と書いてしまっては受験生の貴重な時間を削りかねません。
ということで、私はこれをやって公認会計士試験に合格しましたことを紹介していきたいと思っています。

まあ一個人の意見ですので参考程度に見てください。

ちなみに紹介するのは勉強方法ではございません。(760位代の勉強方法なんて需要ないでしょ?)
私が主に休憩中などの勉強以外でやっていたことについて紹介していきます。(勉強方法は他の人の方法を参考にしてください。)

まあ私はどちらかというと苦労人でして、論文式試験は1発で受かったものの、短答式試験は受かるまでに4回費やしました。さらに新卒カードを捨てて資格浪人をしています。

今回実戦したのは私が資格浪人したときに実戦していたことで、これをすることによって頭の回転がよくなり効率性が上がったというものです。
最初に言っておくと、私が実戦していたのは起きてから寝るまでのすべてルーティン化したというものです。概要をいうと、

1.勉強はだいたい30~60分を1クールとして最低でも1クール終わるたびに10分くらい休憩をとる

2.休憩は座ったままではなく、外に出て日光を浴びながらストレッチ

3.午後からはカフェインをとらない

4.寝る時間と起きる時間は絶対固定、睡眠時間は7~8時間はとる

5.週1くらいで軽いジョギングをする

くらいですね。
え?当たり前じゃんって思った人。その通りです。わたしは当たり前のことを当たり前にこなしただけです。そんな難しいことはしていません。
では詳細の説明にいきます。

1.勉強はだいたい30~90分を1クールとして、1クール終わる度に10分くらい休憩をとる

人間の集中力は医学的、生理学的には90分程度と言われています。あまりにも長い時間連続してやってしまっては脳が疲れてしまい、集中力がない状態で勉強してしまうのでかえって効率が悪くなってしまいます。だらだらと長い時間やるよりかは、さっさとやってさっさと帰って寝た方がよいと思います。

特に予備校の自習室では周りがガンガン勉強しているのを見て焦るかもしれませんが、マイペースに適度な休憩を入れましょう。周りもあなたが勉強している間に休憩をとっているので結局トントンです。

しかし休憩の取り方も座ったままスマホを眺めとけばいいというものではありません。それが項目の話になります。

2.休憩は座らず、外に出て日光を浴びながらストレッチ

休憩するとに座ったまま軽くノビをしてスマホを眺めることしてませんか?残念ながらそれ、無意味な休憩です(なおエビデンスはない)。

、、、無意味とまでは言い過ぎましたね。すいません。

しかし休憩をとる際には、なるべく外に出て日光を浴びることおすすめします。日光を浴びることによって脳からセロトニンと呼ばれる物質が分泌されます。このセロトニンがストレスを軽減する効果があり、頭の回転をよくするのです。また日光を浴びることでビタミンDも分泌されます。このビタミンDは免疫機能を調節する役割があり、風邪やインフルエンザなどの発症・悪化を予防することが出来ます。

え?そんなこと必要なの?と思うかもしれませんが、せっかく準備してきたのに「病気にかかったので試験を受けられません」なんて事態が発生したとしても誰も助けてくれません。日頃から予防していないあなたが悪いでしょ?という風になります。
特に昨今はコロナ禍で、体調管理の重要性がより高まっています。

受験勉強に「想定外」は許されません。それは体調管理も同じです。そのため受験勉強の頃から病気にならない健康な体を維持することも大切なのです。

また外に出てストレッチをすれば血流がよくなりリフレッシュすることができます。中には座るという行為自体が健康に悪いと主張する人もいるそうです。また長時間座っている人はそうでない人に比べて死亡リスクが高いという研究結果もあります。

受験生である以上、長時間座ることは致し方ないことですが、せめて休憩の時は体を動かして血流を良くしてください。

おすすめのストレッチは肩甲骨グルグルサセルヤーツと股関節のストレッチです。(股関節のストレッチは公衆の面前でやるのは恥ずかしいと思いますので無理はなさらず)

3.午後からはカフェインをとらない

受験生はカフェインをとっている人が多いでしょう。私もその1人です。よく見かけるのがエナジードリンクを飲む人が多く、特にモンスターを飲む人をよく見かけます。ちなみに私はエナジードリンクは全く飲まず(正確には飲まなくなった)、コーヒーを飲んでいました(コーヒー大好きです)。

確かにカフェインは覚醒作用があるため眠気を覚ますのには最適かもしれません。しかしカフェインが体に残ったままだと夜寝れなくなってしまいます。これだと明日以降の勉強に支障が出ます。

私は、お昼食べた後にコーヒーを飲むのが好きだったのですが、その反面、寝るまでにカフェインが抜けきらず寝る時間なのに寝れないということが多々ありました。

カフェインは摂取してから8~10時間は体内に残ると言われています。

寝るころには体内のカフェインを0の状態にして寝たかったので(理由は次の項目で)、午後以降にはカフェインを一切とらないようにしました。するとすんなり睡眠に入ることができ、次の日もすっきりと起きることができました。

カフェインを摂取すること自体はいいことなので、とるのは問題ないのですが次の日に支障がきたさないように注意をしましょう。特にストレスと合わさると本当に眠れなくなります(個人的な感想)。

4.寝る時間と起きる時間は絶対固定、睡眠時間は7~8時間はとる

よく寝る時間を削って勉強している人をSNSなどで見かけるのですが、私はむしろ寝るべきだと考えています。海外の研究によると、6時間以下の睡眠時間を2週間続けると2徹したのとほぼ変わらない状態まで脳のパフォーマンスが低下してしまうそうです。

「いや自分はショートスリーパーだから」と豪語する人もいるかもしれませんが、実際にショートスリーパーである人は全人口の数%しかいないらしく(正確な数字は不明)、後天的にショートスリーパーになることはできないそうです。

まあショートスリーパーであることに絶対の自信があるというのなら止めはしませんが、大半の受験生は寝た方がよいと思います。

また脳は体が寝ている間に記憶を整理しているので、睡眠時間をしっかり確保することは、その日頭に入れたことを効率的に定着させることに繋がります。

勉強時間では人に負けていない自信があるんだけど成績が振るわない人は、もしかしたら睡眠不足で脳がうまく動いていない可能性があるので、思い切って睡眠時間を増やしてみてはいかがですか。(勉強の質が低い可能性も無きにしも非ずですが)

ちなみに投稿主は1~2時間寝る時間を削るだけで脳が動かなくなります(すんごい眠たいから)。

あ、だからといって寝過ぎはダメですからね。寝過ぎるのも体に良くないので。

また睡眠の質にもこだわってください。カフェインが体に残っていない状態で寝たかったというのはこれが理由です。

睡眠の質が下がる原因は、、、
①カフェインが残っている。
②寝る直前までスマホやタブレット、PCなどの電子機器を見ている。
③ストレスが溜まっている。
④血糖値が下がっている。
などでしょうか。

睡眠の質が下がるとせっかく記憶したものが脳によって整理されにくくなってしまいますので、睡眠の質にも注意です。

5.週1くらいで軽いジョギングをする

最後はジョギングをすると書いてありますが、要はリフレッシュタイムです。私の場合、体を動かすのが好きなので運動をすることでストレスを発散させていました。

運動は苦手だとか早く走れないという人もいるかもしれません。大丈夫です。ペースは無理なく走れるペースで、時間も20~30分くらいで長い時間走りません。

なぜジョギングが良いかというと、ジョギングをすることで脳からセロトニンとドーパミンが分泌されます。
ドーパミンというと「SNSはドーパミンを分泌させるように作られているから~」という話が有名で、あまりよくない物質と思ってしまうかもしれません。
しかしドーパミンには脳機能のパフォーマンスを向上させる効果があり、ストレスを発散させる効果もあります。(セロトニンは先ほど説明したので割愛)

またジョギングをすることで受験生生活によって運動不足が生じてしまう問題にも対処できます。

このようにリフレッシュタイムにジョギングをすることにはメリットがあるので試してみてはいかがでしょうか。

でも過度にしないでくださいね。これは聞いた話なのですが、長時間の有酸素運動はかえって老化を促進してしまうそうです。
また長い時間やる割には消費カロリーが少ないのでダイエットには向かないそうです。

あくまでリフレッシュする目的なので適度に行ってください。

それ以外にも、、、

これら以外にも色々あるのですが、その他として1つ紹介すると、iphoneのスクリーンタイムを導入したことですね。
スクリーンタイムを使うと、「〇時~〇時までは一部を除くアプリの使用を制限する」であったり「アプリの使用時間が一定時間を越えるとロックがかかりその日はアプリが使用できなくなる」といったことができえるようになります。

なぜその他として紹介したか。皆が皆、iphoneとは限らないですもんね。
詳しく知りたい方は、マコなり社長やメンタリストのdaigoがyoutubeで話しているのでそっちを見てください。(なおリンクは貼らない模様)

最後に、、、

とまあ結局長々と書いてしまいましたが、私が言いたかったのは、「根性だけでやるのもいいけど健康な体あっての受験勉強。長時間の勉強で必ずつきまとうストレスや疲労と上手く向き合って受験勉強してください」ということです。

また公認会計士試験のような難関試験は、根性だけで受かる試験ではありません。きちんと合格から戦略を立て、1日のルーティンワークを決め、それを着実に実行することも重要です。


ときどきSNSで、「勉強しまくった結果、精神病んじゃって勉強できない日ができてしまいました。」なんて投稿を見かけます。
受かるために全身全霊かけていることは分かります(私もそうやって臨みました)。しかし体を酷使しまくった結果、勉強できない日ができてしまうのは如何なものでしょうか。

早く受かりたい気持ちは分かります。受験生なんて長くいて心地よいものではありません。
しかし健康な体が第一であることは忘れないでください。twitterに成績を載せる成績優秀者に触発されたとしても自分のペースをしっかり維持して無理のない範囲で全力でやってください。

みなさんが本試験で最善を尽くせるように応援しております。


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