見出し画像

好きな焼肉ベストナイン

焼肉が食いてえ。

一日中焼肉のことばっか考えてるうちに好きな焼肉メニューのベストナインが完成しちまったよ。

1(一)牛タンねぎ塩
2(遊)カクテキ
3(ニ)肩ロース
4(三)ハラミ
5(捕)ライス大盛り
6(右)カルビ
7(左)マルチョウ
8(中)ユッケ
9(投)冷麺

1(一)牛タンねぎ塩

君がいなくては焼肉は始まらない。軽く炙るように焼いた肉にレモンをキュッと絞りガブリといきたい。噛めば噛むほどに溢れる肉の旨み。食欲に刺激を与えて焼肉への士気を高めてくれる焼肉界の特攻隊長。

2(遊)カクテキ

シャクっとした小気味良い歯ごたえ。みずみずしくも辛さとコクのある旨み。焼肉の合間につまむことで焼肉の脂っこさを程よく洗い流しつつも肉の旨みを引き立たせてくれる名人芸を見せる。常に卓の傍らにいて欲しい小さな巨人。

3(ニ)肩ロース

赤身の旨味と脂身の旨味、両者がほどよく混じり合ったバランスの良い万能選手。塩でもタレでもどちらに転んでも外さない頼れる親分肌。個人的に一番好きな部位。

4(三)ハラミ

柔らかさ、肉の旨み、脂の旨み、どれをとってもパーフェクト。嫌いな人を見たことがない。柔らかいのにとてもジューシーな食感はなんとも癖になる。実は内臓という意外性もギャップ萌え。

5(捕)ライス大盛り

ご飯とか子どもかよ笑、といった意見は一切受け付けん。焼肉といったら白い飯だろうが。焼肉をご飯にワンバウンドさせてタレの染みた白飯をかき込む美味さがわからんのか。白飯あってこその焼肉よ。

6(右)カルビ

定番にして王道をゆく焼肉の代名詞。焼肉界の売れっ子アイドル。白飯との相性は言わずもがなのベストカップル。肉月(にくづき)に旨いと書いて脂。口いっぱいに広がる濃厚な旨み、これぞ焼肉の真髄といえる。

7(左)マルチョウ

カルビが売れっ子アイドルならマルチョウは大御所俳優のようなどっしりしたポジションといえよう。カルビ以上にコッテリと濃厚な脂の旨みを堪能したい。コチュジャンやニンニクを足すことで白飯がますます進むこと請け合いだ。

8(中)ユッケ

新鮮な生肉がもつ鮮やかな香りとネットリとした舌触り、そこに玉子の黄身を絡めた濃厚な味わいはユッケでなければ味わえない。焼肉というチームにいながら生で食べるというイレギュラーな存在、侮れない伏兵。

9(投)冷麺

肉の脂を洗い流すように口中をスッキリ爽やかに締めてくれる。あっさりしたスープに弾力の強い麺との相性がよく、満腹であってもこれが不思議とスルスルと食えてしまう。焼肉の大トリをビシッと決めてくれる君こそヒーローだ。


我ながら完璧な布陣。惚れ惚れするね。優勝間違いなし。人の金で焼肉が食いたい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?