ANTHURIUM SCANDENS
アンスリウム スカンデンス
(ANTHURIUM SCANDENS)
オモダカ目、サトイモ科の着生植物で半蔓性
のアンスリウムで、日陰にひっそりと咲く姿
が控えめで可愛い品種となる。
このアンスリウムを始め、サトイモ科の植物
は、その特徴として肉穂花序を包む形で苞と
呼ばれるものが備わっている。
この苞を『仏炎苞』(ブツエンホウ)と呼び
アンスリウム以外では、スパティフィラムや
カラー、ミズバショウ、などもサトイモ科の
特徴であるこれを持つことで知られている。
『仏炎苞』というこの名は、その形状が仏教
に関連する事から来ている。具体的には仏教
で『仏』と『炎』と象徴的な意味を持つもの
とされ次の様な由来をもつ。
先ずは第一に仏像にある背光を表したもの。
仏像の背後の光輪(光背とも呼ばれる)は
『仏炎』(ブツエン)と呼ばれ、この光背が
炎のように広がる形状をしていることから
サトイモ科の苞が光背に見立てられたものと
されている。
また、苞が炎のように見えるため『炎苞』と
呼ばれる事があり、この『炎』という言葉が
仏教の象徴と結びつき『仏炎苞』という名が
付いたものとされている。
仏炎苞には、直接的な仏教的意味合いが付与
されている訳ではないが、その名に仏教的な
象徴性が含まれてて、仏教における『炎』は
悟りや浄化、仏の力を象徴する事がありこれ
が植物の形状と重なって見える事が、仏教的
な意味を持たせる一因となっている。
このアンスリウムには、洋名でパールの名が
ついているのは、ご覧の通りからである。
和名 昇団扇 (ノボリウチワ)
洋名 パール アンスリウム
(PEARL ANTHURIUM)
学名 アンスリウム スカンデンス
(ANTHURIUM SCANDENS)
分類 オモダカ目、サトイモ科、
ベニウチワ属
種類 多年生植物
着生植物
草丈 10cm
開花 5〜10月
花色 白
花寸 3〜5cm
原産 メキシコ
言葉 恋にもだえる心
情熱
撮影 咲くやこの花館
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