OLIVE

オリーブ （OLIVE)


シソ目、モクセイ科、オリーブ属の植物。

葉っぱの姿だけで、好きな植物をあげるなら
このオリーブが枝から生えてる葉のカタチが
とても良いものだと思うし、上位にくる植物。


お洒落なお店のイメージを底上げしてくれる
オリーブの木はスマートでエレガントにして
スタイリッシュな枝と葉のイメージによる。


レストラン、ブティック、ビューティサロン、
そんなお店のコンセプトによく合う理由には
前述の通りスタイリッシュさと、葉が上向き
で売上右肩上がり祈願と、元気印のイメージ
を見せてくれるから。


オリーブの葉は綺麗なままで、虫食いなどが
ない。この理由がオリウロペインという物質
が葉の中に含んでいる為に、殆どの虫がこの
物質が苦手で寄りつきもしないからである。
店頭を飾るのに相応しいオリーブの木である。

もうひとつオリーブは昔から宗教と結び付き
の強い植物でもある。ユダヤ教、キリスト教、
そしてイスラム教に於いてオリーブオイルは
戴冠式、聖別、宗教儀礼等の「聖油」として
用いられる聖なるものなのである。イタリア
料理の食材だけではないのだ。


また、オリーブの枝には『平和の象徴』の
シンボルとしての扱いもある。『旧約聖書』
の中に出てくる『ノアの方舟』。世の総てが
神が起こした大洪水に見舞われた後、ノアが
大地の復活を探る為に放った鳩が再び箱舟に
戻ってきた際に嘴に咥えていたのがオリーブ
の枝だったとされる。


また、このオリーブからとれるオイルには、
オレイン酸、リノール酸などの健康効果ある
脂肪酸が含まれていて、悪玉コレステロール
軽減に、腸の働きを促したり、心臓疾患予防
などの効能もある植物。紀元前から油目的に
栽培されていたと言われる。

和名　阿列布 （オリーブ）
洋名　オリーブ （OLIVE）
学名　オレア ユーロパエア
　　　（OLEA EUROPAEA）
分類　シソ目、モクセイ科、オリーブ属
種類　常緑中木
草丈　５〜１５ｍ
開花　春
花色　黄、白
花径　２０〜４０ｍｍ
原産　地中海沿岸部
渡来　江戸時代
言葉　平和
　　　知恵
撮影　神戸、大阪

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