見出し画像

千成甘蕉


和名 千成甘蕉 (センナリバナナ)
洋名 サウザンドフィンガーバナナ
   (THOUSAND FINGER BANANA)
学名 ムサ チリオカルパ
   (MUSA CHILIOCARPA)
分類 ショウガ目、バショウ科、バナナ属
種類 多年生草本
草丈 8m
開花 春〜秋
言葉 繁栄、有効、豊かさ




千成甘蕉 (センナリバナナ) の名称が付く
訳であるが、実際にこの吊り下がるバナナは
いったい何本までが連なるのであろうか。




ちゃんとご苦労にも数えてた人がおられる。
その結果、多いものでは三千本も実が成った
との事である。マークしながら数えたのか…
大変な作業である。



私の大好きなIKKOさんのギャグで表現して
『どんだけ〜!』に加えて『三千本〜!』と
声を張り上げやってもらいたいものである。


ここまで来ると、相席食堂の番組での二人が
ボタンを押して『ちょっと待て〜!』を押し
Vがストップ状態で、Wトークが盛り上がる
場面であろう。


このセンナリバナナ、一般に栽培されてる
バナナの特異な一型と考えられている。
なのでこの植物の学名はムサ チリオカルパ (MUSA CHILIOCARPA)。なんと、普通の
バナナと学名が変わらないのだと言う。


では、このちっこい親指サイズのバナナの味
はどうなのかと興味が湧くのも無理はない。
皮を剥いてやるとその実は一般のバナナより
柔らかくて、甘味も更に強いのだという。


だが、いかんせん、その実が小さすぎて皮を
剥き実を取り出す手間に対する報酬が見合う
ものではないとされてる。
なので一般には人のお口には入らず、家畜の
飼料として使用されるか、観賞用として活躍
するレベルのものである。なんか勿体ない。





最後の一枚の写真が、この植物の花となる。
とっても立派なお花である。この花があんなに
沢山のバナナになってしまうのは凄い事である。



ジャワ島やマレー半島に生息してるユニーク
な千成バナナ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?