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亜米利加山牛蒡


亜米利加山牛蒡
(アメリカヤマゴボウ)


ナデシコ目、ヤマゴボウ科、ヤマゴボウ属


和名にある通り、北米を原産とする植物であり
日本へは染料にする為に海を渡ってきたもの。


花が咲くとその中に南瓜(カボチャ)みたいな
付属体があり、これがモコモコと膨らんでいき
はち切れんばかりになる。この時には可愛い緑
のカボチャ色ではなく、漆黒の爆弾の様な姿と
変わる。


この実を画用紙等の上で潰してやると鮮やかな
濃い赤紫色が拡がり、その美しさに息を呑む。


原産国の北アメリカでは、ワインやお菓子への
色付けに使用してきたのだが、有毒だとわかり
今は着色用食品添加物には一切使われてない。


この植物が有毒であろうが、子供の頃に遊んだ
仲間なので、今も見かけると微笑みながらその
姿を楽しく観察してしまうのである。




和名 洋種山牛蒡
   (ヨウシュヤマゴボウ)
   亜米利加山牛蒡
   (アメリカヤマゴボウ)
洋名 インク ベリー (INK BERRY)
   ポーク ウィード (POKE WEED)
学名 フィトラッカ アメリカーナ
   (PHYTOLACCA AMERICANA)
分類 ナデシコ目、ヤマゴボウ科、
   ヤマゴボウ属
種類 多年生植物
草丈 1〜3m
開花 夏〜秋
花色 白、桃
花寸 4〜6mm
原産 北アメリカ
渡来 明治時代
毒物 フィトラッカトキシン
   硝酸カリウム、サポニン
症状 嘔吐、下痢、中枢神経麻痺、痙攣、
   意識障害、呼吸困難、心臓麻痺、致死
言葉 自由
撮影 三室戸寺駅周辺の空き地

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