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白玉草


白玉草 (シラタマソウ)


ナデシコ目、ナデシコ科、マンテマ属


地中海周辺を原産とする多年生植物であり
ヨーロッパではその葉は野菜として使用され
日本ではイタリア野菜『ストリロード』の名
で、新芽はサラダに、葉は色んな調理方法で
付け合わせにも利用されているハーブ野菜。


その葉の形から『牡鹿の角』とも呼ばれてる
野菜で、クセのない甘みのある葉で食べ易い
ものとなっている。日本の各地でも育成され
食材として流通している。


咲いた花の根元が、白玉の様な形に膨らむ事
から和名に、シラタマソウ、フウリンカなど
がついている。


学名にあるシレーネは、ギリシャ神話の酒の神
で有名なバッカスの養父の名前のシレノスから
由来するもので、酒を飲んでは泡を吹き倒れる
姿を、この植物が粘液を分泌する事に由来して
ついた名である。


洋名のブラッダーキャンピオンは『膀胱』を
意味する言葉であり、洋名には内臓の名称が
よく見られるのも面白い。


玉袋状の部分は触るとプニプニして冷んやりと
気持ちよく可愛い植物である。育てるのも簡単
だが高温多湿条件には弱いので環境には注意が
必要な植物となる。





和名 白玉草 (シラタマソウ)
   風鈴花 (フウリンカ)
   鶴草 (ツルクサ)
洋名 グリーン ベル
   (GREEN BELL)
   ブラッダーキャンピオン
   (BLADDER CAMPION)
   ストリドーロ
   (STRIDOLO)
学名 シレーネ ブルガリス
   (SILENE VULGARIS)
分類 ナデシコ目、ナデシコ科、
   マンテマ属、シラタマソウ種
種類 多年生植物
草丈 40〜100cm
開花 春〜秋
花色 白(花部)
   ベージュ(玉袋)
花径 25mm
花弁 5枚
原産 地中海周辺地域
言葉 恋の落とし穴にご注意
撮影 京都府立植物園 高山植物エリア

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