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VERATRUM OXYSEPALUM

ベラトラム オキセパラム
(VERATRUM OXYSEPALUM)


ユリ目、シュロソウ科、の多年生植物。


和名は、梅蕙草 (バイケイソウ)


猛毒の植物となる。これはつい最近にも紹介を
したばかりの植物なので、敢えて学名をタイトル
にもってきた。この方がどうやらNOTE会員以外
の閲覧が格段に増えるものらしく、掲載してても
興味深いデータがとれる。


今日はいつものアクティビティサークルである
1-UP'S(ワンナップス)の女性メンバーとの
六甲高山植物園巡りに際して、彼女たちに体験を
して欲しかったものに、植物園にならば必ずある
ネイチャーガイドツアーに参加をする事だった。


植物園の専門家によるガイドツアーは、開花時期
が旬のものであったり、今が旬の牧野富太郎博士
のネーミングエピソードまでも添えられたりして
中々に面白いものがある。だから、ご年配の夫婦
とか、植物大好きサークルの女性集団とかも多く
園内のアップダウンを歩き回って運動にもなるし
植物の知識も得られる上に、美しいものに触れる
事は良い刺激を生み出す。そして今流行りの独学
の良いきっかけにもなる。何よりもこのガイドに
よるツアーは無料となっている。


植物園は行けば当たり前に楽しいのだが、ガイド
ツアーに参加する事で、3倍は楽しめるのである。
なぜ、3倍か?もちろんガイドツアー参加の時の
楽しさが1倍、ガイドツアーが終わった後に同じ
ルートをトレースしながら、教わった事を改めて
自分の中で反芻させる。これで2倍となり、私の
場合、ガイドツアーを動画で撮っているので家に
帰ってからそれを楽しむ。これで3倍となる。
私はこれらのガイドの代打を頼むと言われたら、
まあ、それなりには説明は出来る位にはなっては
いる。だが、育成方法とか、そこに付く害虫など
その辺の事にはまだまだ勉強が必要である。


そんなこんなで、今日は六甲高山植物園でガイド
を11時と14時と、二回に渡って参加をした。
女性二人が面白かったとニコニコしながら感想を
述べてくれたので、私自身もとっても嬉しく感じ
こんな風に何かを学ぶのは大事な事だなと改めて
実感したのである。


さて、この猛毒植物に話を戻して、この植物には
草丈1mの直立した茎に多くの花が連なって咲く。
花が梅(ウメ)に、葉が蕙蘭(ケイラン)に似る
という事で、梅蕙草(バイケイソウ)の名が付き、
日本国内の全域に分布、山地の湿ったエリア内に
群生する。

前回掲載した記事に特に付け加えたかったものは
これの葉っぱとなる。山菜採りに訪れた者が事故
を起こして命を落とすのが、目的の植物と間違え
採集接種した事での毒による中毒死の事故である。
大葉擬宝珠(オオバギボウシ)は擬宝珠の中でも
大型の葉を付けるのだが、これと取り違えて事故
が毎年発生するという。この植物は全草が毒性で
このアルカロイド系の毒は服用すると激しい嘔吐
と下痢と呼吸困難を引き起こして死に至る。この
植物の根はかつて、東雲草 (シメノソウ)という
名称で殺虫剤にも使われていた危険なもの。


なので、前回はこれの花ばかりここに掲載したが
今回は有毒なこの葉に焦点を当てて紹介する。
絶対に食べてはならぬ植物として認識して欲しく
再掲載をしたものとなる。



和名 梅蕙草 (バイケイソウ)
   梅形草 (バイケイソウ)
   東雲草 (シメノソウ)
洋名 ホワイト ファルス
   (WHITE FALESE)
学名 ベラトラム オキセパラム
   (VERATRUM OXYSEPALUM)
分類 ユリ目、シュロソウ科、シュロソウ属
種類 多年生植
草丈 100〜150cm
開花 6〜8月
花色 白
花径 15〜20cm
原産 日本、朝鮮、中国、ロシア、アラスカ
言葉 寄り添う心
撮影 六甲高山植物園

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