桃花勿忘草

和名　勿忘草 （ワスレナグサ）
　　　蝦夷紫  （エゾムラサキ）
洋名　フォゲット ミー ノット
　　　（FORGET-ME-NOT）
学名　ミュオソティス シルヴァチカ
　　　（MYOSOTIS SYLVATICA）
分類　ムラサキ目、ムラサキ科、ワスレナ属
種類　二年生植物
草丈　１０〜５０ｃｍ
開花　春〜夏
花色　青、桃、白
花径　６〜１０ｍｍ
原産　ヨーロッパ
言葉　私を忘れないで
　　　真実の愛
　　　誠の愛
撮影　服部緑地公園
解説　騎士ルドルフが、恋人ベルタの為に
　　　ドナウ川の川辺に咲くこの綺麗な花
　　　を摘んで贈ろうとするのだが誤って
　　　足を滑らせドナウ川に落ちてしまう。
　　　騎士の重装備をつけたままだった為
　　　ルドルフはドナウ川の流れに飲まれ
　　　溺れていきながら摘んだその花達を
　　　岸へと投げながら「私を忘れないで
　　　いてくれ」と言い残して川の底へと
　　　沈んでいく。これがワスレナグサの
　　　その名称ともなったエピソード。

　　　フォゲットミーノット  
　　　FORGET ME NOT
　　　私の事を忘れないで

　　　残されたベルタはルドルフの墓に
　　　この花を添え、亡き恋人ルドルフに
　　　向けて永遠の愛を誓う。

　　　花言葉もルドルフとベルタの物語で
　　　『私を忘れないで』 『真実の愛』の
　　　言葉であり、それに伴って花の名前も
　　　日本含め欧州諸国も共通する。

ワスレナグサというとイメージが寂しい話を
連想してしまうのを、少しだけ明るい方向へ



一般に青い花がイメージのワスレナグサ。
今回は特別に桃色の花をもってきた。
私もあまり見たことない花色だったので
初めて見た時には驚いた訳で…。