CROWN FLOWER

クラウンフラワー （CROWN  FLOWER）

キョウチクトウ科、カロトロピス属の植物。

その花のカタチが頭に被る王冠 （オウカン）
の様だとの事でクラウンフラワーの名が付く。

昔の中国の政治家でもあり、詩人でもあった
王安石（オウアンゼキ）氏が自身の詩の中に
五匹の狗達が中央に向き合う様に円陣を組む
花ありと記録するものの、誰一人としてその
表現を信じなかったと言われる。実際にこの
花を見るまでは…百聞は一見にしかず。

この言葉は上の写真を見て犬の姿を確認する
事でそれが真実だと分かる。今でこそネット
で画像を拾えるからそれを知る事はできる。
９００年前の王安石氏は五匹の狗達の話など
誰も信じぬ状況に、さぞ苛立った事であろう。

その話を現物で確認できた事から中国でこの
植物の名称は『五狗卧花』の名称がついた
事から王安石氏の詩も浮かばれた事となる。

洋名　クラウン フラワー
　　　（CROWN FLOWER）
学名　カロトロピス ギガンテア
　　　（CALOTROPIS GIGANTEA）
分類　リンドウ目、キョウチクトウ科、
　　　カロトロピス属
種類　常緑低木
草丈　３ｍ
開花　年中
花色　藤、白
花径　３〜４ｃｍ
原産　インド、インドネシア
言葉　高貴な心
撮影　咲くやこの花館

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