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蔓穂


蔓穂 (ツルボ)


キジカクシ目、キジカクシ科、ツルボ属


多年生の球根植物


日本の全土に分布するもので、8〜9月には
薄紫色、薄桃色の総状花序を咲かせてくれる
ものである。蔓穂(ツルボ)の名は古来より
使われたものであり、花茎が長く伸びる様と
花序が穂状に咲く姿の両方からついたもの。


花言葉についている『誰よりも強い味方』は
穂状に立ち並ぶ花と花とが連結して咲いてる
姿に見える事を指してついたもの。


欧米では、『シラー』の名がついており、根に
含まれている有毒成分からついた名称であり
ギリシャ語の『スキラ』(SKILLA)から派生
意味は『有毒』からきている。


この植物の球根部には、強心配糖体が含まれ
接種すると、その中毒症状により異常心拍を
引き起こしてしまい、重症化すると昏睡から
死に至るとされる。だが、日本国内ではこの
植物によっての事故の例は殆ど記録されては
いない様である。






和名 蔓穂 (ツルボ)
   綿棗児 (ツルボ)
   参内傘 (サンダイガサ)
洋名 シラー
   (SCILLA)
学名 バルナルディア ジャポニカ
   (BARNARDIA JAPONICA)
分類 キジカクシ目、キジカクシ科、
   ツルボ属、ツルボ種
種類 多年生草本
   球根植物
草丈 20〜40cm
開花 8〜9月
花色 薄桃色、薄紫色
花径 6〜8mm
花弁 6裂
雄蕊 6本
原産 日本(北海道〜琉球地方まで全土)
   朝鮮、中国、台湾
言葉 誰よりも強い味方
撮影 和歌山県日高川周辺

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