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虎耳草


虎耳草 (コジソウ)


ユキノシタ目、ユキノシタ科、ユキノシタ属の
這性を持つ、耐寒性に優れた常緑多年草であり
草丈は10〜50cmと膝より下に生える。
開花時期は、春から夏にかけてのもの。

撮影は、服部緑地公園ではひっそりと木陰に
生えているのをパチリ。もう一箇所はなんと
大阪ミナミの繁華街の真っ只中のアメリカ村。
ワイワイガヤガヤと人通りの多い道の脇に
自生しているのを見て驚きながら撮影した。


その葉は匍匐性 (ホフクセイ)をもつもので
次々と丸い葉を横展開させ精力的に範囲拡大
をしていく植物。


その葉にも茎にも多くの毛を蓄えるものだが
若葉や花蕾は天麩羅にして食べられるという。


雪ノ下の和名は、雪が降り積もったその下に
複数の葉が春の訪れを待ち侘びている事から
ついた名称となる。

その仲間の中、猫耳…ではなくて虎耳の様に
上部に模様が入ったものが虎耳草と呼ばれる。
先程のは間違えた訳ではなくて、猫耳の方が
何となくしっくりくるのは私だけであろうか?


洋名のマザーオブサウザンズの名称はその葉
の横展開に次々と丸葉が生み出されることに
由来するものである。


本当に小さな植物でしゃがまぬと撮影できず
それでも見つけるとまるで宝物を見つけた時
の様にハッピーな気持ちになれる花である。



和名 雪ノ下 (ユキノシタ)
   虎耳草 (コジソウ)
   井戸草 (イドクサ)
洋名 マザーオブサウザンズ
   (MOTHER OF THOUSANDS)
学名 サクシフラガ ストロニフェラ
   (SAXIFRAGA STOLONIFERA)
分類 ユキノシタ目、ユキノシタ科、
   ユキノシタ属
種類 這性耐寒性常緑多年草
草丈 10〜50cm
開花 春〜夏
花寸 25〜80mm
原産 日本 北海道〜九州 湿地帯
言葉 深い愛情
   博愛
   恋心
   切実な愛情
   好感
撮影 大阪ミナミ、大阪西中島南方



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