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CHIONOGRAPHIS JAPONICA


チオノグラフィス ジャポニカ
(CHIONOGRAPHIS JAPONICA)


ユリ目、シュロソウ科目、シライトソウ属の
高山植物となる。




この植物は福井県の山中にて遭遇したもので
長いこと正体が分からずモンモンとしていた
もののひとつ。実は今も実は正体がわからず
UNKNOWNファイルに収納したままのもの
も少なくはなく、陽の目を見る事のないもの
もいくつかある。


この植物を調べるのに私の持っている各種の
植物図鑑を何冊もひっくり返すものの類似は
出るが、同じものが出てこない。ネットでも
色んなキーワードで検索を掛けても同じ種類
とは思えないものばかりが出てくる。


白花、糸状花序、短冊、モップ、フリル、
組紐、ヒラヒラ、こより、糸くず、…


これらの複合検索をかけどもずっとヒットは
しない。もうずっと諦めていたのが、突然に
昨日、試していたらいきなりドカンと、その
正体が出てきた。偶然CHIONOGRAPHIS
なる名称へと、無事に辿り着けたのである。


植物の学名、チオノグラフィス ジャポニカ(CHIONOGRAPHIS JAPONICA)、これ
は『雪の筆』を意味する言葉。


この花言葉は 『ゆっくりとした時の流れ』
確かにこの植物に辿り着くには、ゆっくりと
した時の流れを要した。


画像検索には『火消しの纏い棒』までが出現
して思わずオモロイと笑みがこぼれたもの。
この纏い棒の頂にある丸いのが『ケシの実』
でその下の四角いのが『桝』(マス)である。


火消し、今の消防隊の事であるが纏い棒の
『ケシ』と『マス』で、『火を消します』と
ダジャレから形作られた棒なのである。まあ
何事も遊び心は必要だと言うこと。この植物
を探している時に見つけたダジャレである。

しかし、他人の空似とはよく言ったものである。



和名 白糸草 (シライトソウ)
学名 チオノグラフィス ジャポニカ
   (CHIONOGRAPHIS JAPONICA)
分類 ユリ目、シュロソウ科目、
   シライトソウ属
種類 多年生草本
草丈 20〜50cm
開花 4〜7月
花色 白
原産 日本(本州の秋田県以西、四国、九州)
   朝鮮、中国
言葉 ゆっくりとした時の流れ
撮影 福井県の山中

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