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蛸水母


蛸水母 (タコクラゲ)


根口クラゲ目、タコクラゲ科、タコクラゲ属


比較的ポピュラーなクラゲの一種である。


傘部の下に、蛸(タコ)と同じ八本の口腕が
備わっている事と、その見た目でタコクラゲ
と呼ばれている。


このクラゲは傘をよく動かして、活発に泳ぐ
ので、ジェリーフィッシュバー(水母を眺めて
酒を楽しむお店)などでは人気の高いもの。


このクラゲは傘のエッジに、触手は生えては
いない事からシンプルにキノコっぽい外観が
可愛らしいもの。


洋名のスポッテッドジェリーは、水玉模様を
意味する言葉で傘部の斑紋からの命名。


このクラゲは、体内に褐虫藻(カッチュウモ)
を共生させており、これはタコクラゲの中で
光合成を行っている為、クラゲはこの養分も
得ている。


もちろん、このクラゲの触手にも毒はあるが
人に対しては無害に近い毒となる。


オーストラリアには、沢山の落ち込んだ部分
があるが、海岸近くの縦型の巨大な穴の底に
このタコクラゲが数えきれない程に漂う姿を
子供の頃にテレビで見た。


彼らを捕獲する恐ろしい敵もおらず、彼らは
褐虫藻の光合成によって全体までもが褐色の
もので、湖の底から見上げたタコクラゲの姿
に感動したのであった。


それは私が死ぬ迄に見てみたい光景のひとつ
となった。


とっても高いツアーらしいので、取り敢えず
は水槽のタコクラゲを眺めて楽しもうと思う。








和名 蛸水母 (タコクラゲ)
   蛸海月 (タコクラゲ)
洋名 スポッテッド ジェリー
   (SPOTTED JELLY
   ラグーン ジェリー
   (LAGOON JELLY)
学名 マスチギアス アルビパンクタータ
   (MASTIGIAS ALBIPUNCTATA)
   マスチギアス パプア
   (MASTIGIAS PAPUA)
分類 根口クラゲ目、タコクラゲ科、
   タコクラゲ属、タコクラゲ種
傘径 5〜10cm
全長 10〜20cm
分布 日本 関東以南の海
   世界の温かい海
出現 夏〜秋
撮影 海遊館(大阪の水族館)

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