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葉牡丹


葉牡丹 (ハボタン)


アブラナ目、アブラナ科、アブラナ属

寒い時期になると家の玄関先に置かれるのが
この葉牡丹である。元々は西ヨーロッパ原産
のこの植物が、江戸時代に日本へと渡来した
その目的は元々は食用だったが、花の少ない
冬季に於いて鮮やかな葉姿を魅せるこの植物
は日本の園芸家達を魅了させてきた。


観賞用に向けて職人達が品種改良へと取組んだ
結果、日本生まれの葉牡丹は地域ごとに独特な
進化を遂げ、元々は日本へと送り込んだ原産の
欧州で鑑賞用に優れたものとして逆輸入される
形となった。


日本の美意識が作り出した傑作、それが葉牡丹
と呼ばれ、オーナメンタル (装飾物) という
形容詞で呼ばれる洋名が付いたものである。


このハボタン、本来は多年生植物なのであるが
葉姿の美しさだけを楽しむ傾向の為、開花前に
処分されてしまうものが大半なのである。


花は花で、とても美しいものであるがそれすら
咲かせてもらえずに伐採され処分される。


では、この多年草であるハボタン、そのままに
して育て続けたらどうなるのか?


踊葉牡丹 (オドリハボタン) へと進化する。
どんな感じかと言うと、紫陽花 (アジサイ)
の花がハボタンになった様なイメージである。
ネット拾画像でも添付しようかと思ったのだが
レベルの低い写真ばかりで添付はやめておく。
どうしても見たい場合はオドリハボタンで検索
して欲しい。


私はリーフデザイン好きなので、葉牡丹に魅了
されっぱなしなのである。



和名 葉牡丹 (ハボタン)
   緑葉甘藍 (リョクヨウカンラン)
   羽衣甘藍 (ハゴロモカンラン)
   阿蘭陀菜 (オランダナ)
洋名 オーナメンタル ケール
   (ORNAMENTAL KALE)
   オーナメンタル キャベツ
   (ORNAMENTAL CABBAGE)
学名 ブラシカ オレラセア
   (BRASSICA OLERACEA)
分類 アブラナ目、アブラナ科、アブラナ属
種類 多年生植物
草丈 1〜2m
開花 春
原産 西ヨーロッパ
渡来 江戸時代
言葉 祝福
撮影 大阪府内の各所

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