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東天王 岡﨑神社


東天王 岡﨑神社
(ヒガシテンノウ オカザキジンジャ)

平安神宮に近い位置にあるのが『岡﨑神社』

このエリアはかつて、野兎の生息地であったと
されており、これら兎を氏神の神使として境内
には数多くのウサギの石像がそこここにある。

ウサギは、昔から多産の象徴として有名であり
女性にとっての大切な願いを叶えてくれる神社。
縁結、子授、安産、厄除の祈願を叶える場。


奇稲田姫(クシイナダヒメノミコト)がこの祭神
三女五男と多くの子宝に恵まれた神でもあり
それが女性の願いを叶えてくれるもの



また、中では神社挙式をあげる事も出来る。


2023年は、卯(兎)年であるが、あと一月
足らずで年が代わり、辰(龍)年を迎える。

男女混合のアクティブサークル、ワンナップス
(1-UP'S )のメンバー達と2023年年始に
この岡﨑神社を、プランに入れようとしたが
初詣、最大2時間待ちとのことから断念した。


秋の紅葉狩をするに辺り、レンタサイクルでの
コース下見、第一陣パーティ、第二陣パーティ
と併せて3回、この岡﨑神社を巡った。


無事に全員がここでの遅〜い、初詣を無事終了。
そんな3回にわたっての写真撮影の記事となる。
今年はここには4回も来ていることになる。

ここで人気なのはこのウサギの御神籤となる。
境内の中央にはこのウサギたちが並んだ姿が
とても可愛らしい。




仲間の女子がウサギの御神籤を購入、記念撮影




他のとはちょっと違う写真を撮ってのリクエスト
夕方の暖かい光と紅葉のキラキラも散りばめる


もひとつな御神籤の結果なので結わい付ける
縁結、子授、安産など女性にとっては重要な
ファクターなので、大吉などはあまり出ない。
悪い御神籤は含まれていないのではあろうが
特別に良いものも出ない。ここら辺の比率も
大切なのだろうと思う。


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ここで、御神籤(おみくじ)の雑学コーナー
いつも皆からおみくじを引いても、どの位置に
あるものか分からないとの事でそれを解説。

大吉  吉の第七段階、最上級  
    運勢、縁起、共に良いこと
              運気 +100%

中吉  吉の第六段階
    大吉に次いでの運勢、縁起
    運気 + 75%

小吉  吉の第五段階
    中吉に次いでの運勢、縁起
    運気 + 50%

吉   吉の第四段階      
    吉の分類中のど真ん中の運勢、縁起
    運気 + 25%

半吉  吉の第三段階
    吉の半分の運勢、縁起
    運気 + 12%

末吉  吉の第二段階
    吉の終わり近い運勢、縁起
    運気 +  5%

末小吉 吉の第一段階、吉の最下層
    運気縁起、良くも悪くもなく
    運気 ±        0%

凶   凶の第一段階、軽微な凶
              運勢や縁起が悪いこと、不吉
    運気 −   12%

小凶  凶の第二段階
    凶より更に悪い運勢
    運気 −   25%

半凶  凶の第三段階
    凶の倍、悪い運勢   
    運気 −   50%

末凶  凶の第四段階
    末広りに悪くなること
    運気 −   75%

大凶  凶の第五段階、凶の最上級
    運勢や縁起がこの上なく悪いこと
    運気 −100%


*寺社によっては違うおみくじの段階もあり
 上記おみくじの一部を扱ってない寺社あり


*正しいおみくじの引きかた
 おみくじを引いてお参り、逆はダメ
 名前と住所を告げる
 おみくじが良ければ、感謝を言い祈る
 おみくじが悪ければ、良くなる様祈る
 悪いおみくじは境内の木に結え預ける


*お賽銭の縁起担ぎ(良い金額)
 5円 良いご縁があります様に
    穴あき硬貨は見通し良いの意味も
 11円 いい縁があります様に
 15円 十分にご縁があります様に
 20円 二重に縁があります様に
 25円 二重にご縁があります様に
 41円 終始いい縁があります様に
 45円 終始ご縁があります様に
 50円 更に良いご縁があります様に
     穴あき硬貨の御利益も含む
 115円 いいご縁があります様に
 485円 四方八方ご縁があります様に


*お賽銭の避けるべき金額(悪い金額)
 10円 遠縁
 65円 ろくなご縁がない
 75円 なんのご縁もない
 85円 やっぱりご縁がない
 500円 これ以上は効果(硬貨)なし


*これらお賽銭は寺社の施設維持費に活用

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今度は紋様を楽しんでみよう。まずは向かい合う
二匹のウサギの姿であるが、縁結や和合のもの。
当たり前に仲良しの男女の姿があってこそ子授と
出産につながる。この基盤こそが実は最も重要。
誰かが置いてた向かい合うウサギたちもちゃんと
ラブラブフォーメーションが確立されていたのだ。
周りで見守るギャラリーウサギの演出も見事なり。


さて、この岡﨑神社の神紋である。
左三ツ巴、織田木瓜、この二つの紋となる。



左三ツ巴(ヒダリミツドモエ)

三つの巴型が、左から右へ時計回りに連なる紋様
このスタイルは八幡神宮の流れを汲むものとされ
神紋のみならず武家にも縁起良い紋様として使用
されてきた。この巴型は水を意味するものであり
家屋の屋根や、蔵などにも火災から家財を守る為
の紋様として使われたものである。



織田木瓜(オダモッコウ)

織田信長は多くの紋様を色んな場面で使い分けて
使用し、それぞれが重要な意味を持つものとなる。
その中でも織田家の家紋とされるのが織田木瓜の
紋となっている。図案を見てみよう。真ん中の花
は紋様名にもある木瓜(ボケ)の五片花弁の図案
が置かれ、周囲を取囲む図案は胡瓜(キュウリ)
の断面のアウトラインとなる。木瓜はキウリとも
読めるもので、こちらの紋様は神社仏閣などでも
多く扱われている図案となる。信長の父の信秀が
この紋様を当時の主君から貰い受けた図案を信長
も気に入って使っていたのがこれとなる。


兎の紋様に提灯に模されたものもある。
どれも見事なウサギの図案である。


こちらは兎の石像、狛兎(コマウサギ)たち
コレをみると女性達からは黄色い歓声が起きて
キャッキャッと撮影会が始まる。それぞれ表情
が違っていて可愛らしい。



狛犬には殆どカメラが向かず、狛兎ばかりが
持て囃されており、明らかに狛犬達は怒り心頭
なので、私は狛犬もちゃんとIPHONEでパチリ



狛犬の仕事のみならず、猫の仕事をも奪う兎たち
良い男も、沢山のお金もこっちゃ来いの願い事



日本銀行発行の一円、五円、十円、ばかり周辺に
置かれるウサギの石像たち。撮影するのに邪魔で
どかしたいなと思う。海外の硬貨は置かれてなく
日本の悪い慣習のひとつと思う。と、ウサギの背
に掛けられた手が見える。まるで捕まえられてる
ウサギの様だが、境内の清掃係のオジサンが勝手
に置かれている硬貨を集めて袋の中に入れてた。



絵兎、いや、絵馬である。ここでお祈りをされて
いる女性たちの全ての願い事が叶います様に。



ここは紅葉目的ではなかったのだが、境内の中に
植っている植物も建物パチリパチリと撮影した。


南天 (ナンテン)
難を転じて福きたる、縁起の良い小低木であり
私の大好きな植物。この神社には相応しい樹木。
葉もこれから深い紅色へと変化していく。




カシス (CASSIS)の仏名で知られる植物の実
洋名、ブラックカラント(BLACK CURRANT)
アントシアニンやビタミンCを果実に豊富に含む


紅葉 (モミジ)
ここの境内には比較的に少なかったがそれでも
数本の紅葉を建物も交えての撮影をしたもの


口無(クチナシ)
そう、前回の投稿記事はこの岡﨑神社のもの。
妖怪じみたデザインはとても魅力的なのである。


欅 (ケヤキ)
ケヤキの幼木となる。この樹木は落葉高木ゆえに
葉は冬には全て脱落する。幼いながら落葉を重ね
高く成長していく樹木となる。


そこのHPを見てみると岡﨑神社の名となるが
HP本文では岡崎神社の表記もあり、﨑と崎の
どちらが正式名称なのか、ちょっと明確でなく
前回のはそのままにして、今回は『﨑』の字を
タイトルに持って来た。


名称 岡崎神社(オカザキジンジャ)
   岡﨑神社(オカザキジンジャ)
   東天王(ヒガシテンノウ)
   東天王社(ヒガシテンノウシャ)
所在 京都府京都市左京区岡崎東天王町51
祭神 素戔嗚尊(スサノオノミコト)
   櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)
   三女五男八柱御子神
社格 旧郷社
創建 延暦13年(794年)
札所 京都十六社
   全国清々会(素戔嗚尊奉祀神社五十九霊場)
例祭 7月16日(お涼み)
神徳 縁結、子授、安産、厄除
備考 兎を氏神様の神使とする
   かつて付近一帯が野兎の生息地でもあった

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