招霊ノ木

招霊ノ木 （オガタマノキ）

モクレン目、モクレン科、モクレン属

このオガタマという名は『招霊』（オキタマ）が
変化したもので、『榊』（サカキ）が生息する事
ができぬ地域の神社で、その代わりに植えられる
樹木となる。この木の実の付いた枝を、神楽にて
使われる神楽鈴に見立てて使われる事もあったと
されており、精霊の宿る御神木にもなる聖なる樹
として幸福をもたらすものである。

モクレンと云えば落葉樹で花の時期には葉を
落としているのが一般的である。そんな仲間
の中で唯一の常緑樹がこのオガタマノキ。


辺りには甘いバナナの様な芳香を漂わせる樹木
でバナナツリーの洋名がつくものとなる。

和名　招霊ノ木 （オガタマノキ）
　　　小賀玉木 （オガタマノキ）
洋名　バナナ ツリー （BANANA TREE）
学名　マグノリア コンプレッサ
　　　（MAGNOLIA COMPRESSA）
分類　モクレン目、モクレン科、モクレン属
種類　常緑樹
草丈　５ｍ
開花　春
花径　５ｃｍ
原産　日本
言葉　甘い誘惑
撮影　長居公園植物園

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