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酸葉


酸葉 (スイバ)


ナデシコ目、タデ科、スイバ属

ヨーロッパを原産とする多年生植物となる。
日本に明治時代初期に意図せず渡来、帰化。
今では道端や荒地に生える植物で、雑草の
カテゴリーに入る。あまりにもそこら辺に
自生しているので、これを読まれる方々も
気にも止めないで素通りをしている植物の
範疇だと思う。


その花の形から昔の人は、この植物の事を
「牛の舌」とも呼んでいたとされている。
蓚(スイバ)は元の漢字表記は「酸葉」。
これは文字通り、葉っぱが酸っぱい事から
それはお酢に匹敵する酸っぱさに匹敵する。
この植物はしっかりアクを抜いてやる事で
お浸しや和え物としても食べられたらしい。


本来の酸葉といえば赤い花がその特徴だが
写真のものはまだ赤く染まる前のもの。
何となくカタチが面白くて撮影したもの。





実は、撮影をしている時、葉が赤くないので別の
植物がと疑いながら撮影をしていた。色々と調べ
こちらは雄株なのだと判別。




こちらは淀川河川敷で撮影した雌株となる。
これは見た事がある!となる人も多いだろう。

緑色の雄株は他の緑に混ざって存在感が消され
赤色の雌株は草むらの緑の中で赤さが際立つ。
同じ植物でも別物のように見えるのは面白い。



和名 蓚 (スイバ)
   酢葉 (スイバ)
   牛ノ舌 (ウシノシタ)
洋名 コモン ソレッル
   (COMMON SORREL)
学名 ルメックス アセトサ
   (RUMEX ACETOSA)
分類 ナデシコ目、タデ科、スイバ属
種類 多年生植物
草丈 40〜100cm
開花 春〜夏
花色 緑、赤
花径 35〜40mm
雌雄 別株
原産 ヨーロッパ
渡来 明治時代初期
言葉 愛情
   情愛
   忍耐
撮影 服部緑地都市緑化公園(緑葉)
   淀川河川敷(赤葉)

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