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PSYCHOTRIA POEPPIGIANA


サイコトリア ペピギアナ
(PSYCHOTRIA POEPPIGIANA)

中南米の熱帯雨林のジャングルに生息する植物。

その花(実際には苞)が、キスマーク型リップに
似ている事から世界中の植物園で育成されている
植物のひとつ。


ボタニカルガイドをしていたら、アクティビティ
サークルの女性の一人が、この方が禍々しくなく
良いとの感想の言葉が出た。


以前にもこの花が咲いてるのを前に小さな女の子
が興味津々なのを母親が、『ほら次に行くよ』と
この植物から早々と遠ざかる姿を見た場面が蘇り
それの意味が符合した。


なるほど、女親はそういう事を娘にはまだ早いし
そんな世界は見なくて良いとの判断をしたのだと
『この方が禍々しくなくていい』の言葉がパズル
を完成させてくれたのである。女の子がルージュ
に憧れてイタズラして母親に怒られる場面にも少し
似た感覚なのかもである。


私は親でも何でもないので、そういう観点を持って
ないのを、逆にそんな風に教わった事になる。


とは、言いながらも、この植物は花が咲いた姿は
やはり、もうひとつである。なので今回の撮影は
この二枚だけとなった。




洋名 ホット リップス (HOT LIPS)
   キス オブ ジャングル
   (KISS OF JUNGLE)
学名 サイコトリア ペピギアナ
   (PSYCHOTRIA POEPPIGIANA)
分類 リンドウ目、アカネ科、ボチョウジ属
種類 常緑低木
草丈 1〜2m
開花 3月
花色 黄
花径 5mm
原産 コロンビア、コスタリカ、メキシコ、パナマ
   エクアドル、アルゼンチン
   中南米の熱帯雨林
言葉 なし
撮影 京都府立植物園




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#サイコトリアペピギアナ
#PSYCHOTRIAPOEPPIGIANA


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コチラの記事は『禍々しさ満点』のコーナー
植物にして、この唇の質感の再現に驚かされる


コチラの記事の一部の写真

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