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猪ノ沼田場


猪ノ沼田場 (イノシシノヌタバ)


『コレは何だと思われます?』


深泥池自然観察会に参加した男女15名へと
質問が投げかけられる。


『コレ、猪が水浴びをした跡なのです』


なるほど、よく見ると猪の形に窪んでいる。


この沼田場(ヌタバ)とは、イノシシが水辺を
掘り返して、適度に水が入った窪みを作り出して
沼田打(ヌタウチ)、つまり泥遊びをして身体に
付着した寄生虫類ややダニなどを落とす場となる。

そしてこの辺り周辺は、イノシシが地面に身体を
擦り付けたのか?、夥しい量の体毛がゴッソリと
落ちていた。

猪突猛進の猪が、こんな風に沼田場で沼田打する
場面など見て見たいものである。


のたうち回るの語源は、この猪の沼田打から来る
と訊くと、ますます見たいなと思ってしまう私で
あった。


この沼田場は、そのサイズからすると子供サイズ
なので、ウリボウである可能性大である。


また、沼田打の場面に遭遇が万が一にでも出来た
なら掲載をしたいところだが、難易度は高い。




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