沈丁花

沈丁花 （ジンチョウゲ）


アオイ目、ジンチョウゲ科、ジンチョウゲ属
の常緑広葉樹の低木となる


梔子（クチナシ）、金木犀（ギンモクセイ）に
並らぶ、日本三大芳香木のひとつに数えられ
その芳香の強さは、胸を締め付ける感覚にも
近いものがあり千里花（センリバナ）の異名
も頷けるもの。


平安時代には、香りを遊ぶ文化が日本の中に
始まり、沈丁花もその中のひとつだった。
私もこの香りがとても好きで、強く嗅いでは
胸をキュンキュンと切なくさせるのである。

和名　沈丁花 （ジンチョウゲ）
　　　沈丁花 （チンチョウゲ）
　　　輪丁花 （リンチョウゲ）
　　　千里花 （センリバナ）
洋名　ウィンター ダフネ
　　　（WINTER DAPHNE）
学名　ダフネ オドラ
　　　（DAPHNE ODORA）
分類　アオイ目、ジンチョウゲ科、
　　　ジンチョウゲ属
種類　常緑広葉樹の低木
草丈　９０〜１２０ｃｍ
開花　春
毒物　エステルダフニン、メゼレイン
　　　果実、樹皮、及び植物全体に含有
症状　嚥下困難、悪心、嘔吐、血便下痢、
　　　衰弱、昏睡、致死
原産　中国、朝鮮、台湾
渡来　室町時代
言葉　永遠
　　　不滅
　　　不死
　　　永久
撮影　京都府立植物園

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