源平蔓

源平蔓 （ゲンペイカズラ）


シソ目、シソ科、クサギ属、の多年生植物

純白のハートの形をした袋状の苞。
先ずはこの苞の白さに驚く。


この苞がパックリと割れ中から花が
出てくる。これがまた完璧な赤色。

純白の苞 を割り、そこに咲く真紅の花。
さて、なんでこの紅白の美しい花の名が
こんな源平蔓（ゲンペイカズラ）という
名が付いた秘密は実は日の丸の旗にある。


源氏の旗は白地に真紅な太陽を模した旗
平氏の旗は赤地に金色の太陽を模した旗


それぞれが掲げて闘った旗の配色であるが
源氏の勝利となり紅白の日の丸となった。
その源平の闘いの決着の証として源平蔓の
名がついたのである。


もしも、源氏が勝利を収めていなかったら
日本の国旗は赤字に金色の旗となっていた
訳であり、もちろんこの植物には源平蔓の
名前も付いていなかった事になる。


このゲンペイカズラ、開花時期も長くて
四ヶ月もの間は開花が続く植物である。


ここまでの記事を読んでから、もう一度
ゲンペイカズラの花の写真を見直したら
なるほど日の丸の色だと分かるのである。

和名　源平蔓 （ゲンペイカズラ）
　　　源平臭木 （ゲンペイクサギ）
洋名　ブリーディング グローリーボウワー
　　　（BLEEDING GLORY-BOWER）
学名　クレロデンドラム ソムソニアエ
　　　（CLERODENDRUM THOMSONIAE）
分類　シソ目、シソ科、クサギ属
種類　多年生植物
草丈　２〜５ｍ
開花　春〜秋
花寸　３〜５ｃｍ
原産　西アフリカ
渡来　明治時代
言葉　チャンス到来
　　　親友
　　　個性の強さ
撮影　服部緑地都市緑化公園　

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