2023年冬 ベルギー アントワープ 年越しの旅(3)アントワープのユースホステルへ
荷を下ろして街を散策すると、既に暗くなり始めていた。
曇り空に夕日は見えないが、しかしそれでも夕方の寂寥感は確かにあった。
広場には仮説の屋台が立ち並び、人の動きは活発で、どこからともなくドイツ語やフランス語、オランダ語まで聞こえてくる混沌とした様相を見せる。
まだクリスマスの用意が片付けられてはおらず、それがそのまま正月まで続くであろうことを予感させる。
さて年明けはどこで過ごすべきか。明日はアントワープの聖堂に行こうと決めて、今日はゆっくり眠ることにしよう。