11月22日
今朝、プリオールのBBスプレーをシリコンパフに吹きかけながら、最近コスメ売り場からシリコンパフはすっかり消えてしまったな、としみじみした。
シリコンパフとは書いて字のごとく、シリコンでできたパフである。特筆すべき点は水分をまったく吸わないこと。スポンジタイプのパフに液体系のファンデーションを乗せるといくらか吸ってしまうのに対し、シリコンパフは当然のことながら一切吸わない。シリコンパフに乗せた分をそのまま肌に乗せることができる。
化粧水などなど、ざぶざぶ使いたがるわりにはコスパを気にする女には有難い道具だ。
使い終わったらざっと水洗いしてタオルでぬぐえばもう綺麗になるのも有難い。
しかし良い面があれば当然欠点もあるわけで、シリコンパフにとってそれは粉系に弱いこと(当然のことながらほぼ掬えない)、そして細かいところを塗るのが難しいことだった。
実際、小鼻周りとかシリコンの厚みのせいであんまり上手く塗れない。そういうときは指でちょいちょいとなぞってうまく誤魔化した気になるのだが、世間ではそこらへんがウケが悪い。立体の涙型のスポンジがいろんなメーカーから出されているのを見て思う。
サステナブルとかなんとかで、もっとシリコンパフが脚光を浴びないかな…とちょっと思っている。何しろ全然店頭に並ばないおかげで、替えのパフを買う当てがないので。
そんなことをつらつらと考えながら仕事をしていたら、急に青いアイシャドウが欲しくなった。シリコンパフが店頭に並んで欲しいことと、青いアイシャドウが欲しいことに因果関係は別にない。
ヴィセがアイシャドウを何十色も揃えているとは知らなかった。それなりに大きい薬局に行けばだいたいブースがある系統のブランドなのに。
これ一色を目の際や下瞼の際に入れるのである。メイクするのが楽しみだが、明日は休みで人と会う予定も特になかった。
ところでブルーのアイシャドウ、一昔前は派手なおばさんがする化粧の代名詞だった気がする。アニメのこち亀のOPでも「目の上ブルーなおばさんも♪」というフレーズがあった。今思うと髪が紫だったりパンチパーマだったり、パンクロックでワイルドなおばさまが多かったように思う。しかしそれも最近、めっきり姿を見かけることがなくなってしまった。彼女らは滅びゆく種族だったのか、それとも姿形を変えてしまっただけなのか、その世代に知り合いがあまりいない私には確かめようもない。
話は変わるがこの夏、あまりの暑さに汗が吹き出て前髪がおでこにはりつき、えらい気持ち悪い状態になるという悲惨な事態に見舞われた。
そこで導入したのが冒頭にもちょっと出てきたスプレーファンデーション(冷感)と、肌がサラサラになる粉だ。粉はもうちょっとちゃんとした名前があるはずだが思い出せない。とりあえず韓国発のコスメだった。粉という儚い存在ながら、意外にも皮脂に飲まれることなくほぼ一日お肌サラサラ状態をキープしてくれる。
寒くなってもまだまだマスクの中が蒸れるので、いまだに大活躍なのだが、使用感がかなりベビーパウダーに近い。同じ肌をサラサラにするものなら、ベビーパウダーでもいけるんではないか。
そう思って買ったのが資生堂のベビーパウダー。プレストされているので、普通に外にも持っていける。そして値段が300円前後。
実際のところ、どうなのか。明後日試す(出勤日)
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