ほんのちょっとの勇気
やりたいことが山ほどあるのに手を出せなかったのは、
ちょっとの勇気が足りなかったからだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わたしは、割と昔から好奇心はある方で「やったことのない何かに挑戦したい!」
という気持ちは人一倍強い方だと思う。
だから今でも挑戦してみたいことは沢山ある。
けれどもつい最近まで、何も手を付けることができなかった。
何かに理由をつけては実行することを恐れて、ただぼーっと過ごす毎日。
何で、自らやってみたいことなのに挑戦することができなかったのか
気づくきっかけになった出来事を今回はお話ししたいと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私には“恋人”がいるが、最近私は彼によく弱音を吐くことが多かった。
その弱音というのが、(やりたいのに面倒くさくてやれないよ…)というネガティブなことばかり。自分が楽しむために挑戦したいことのはずなのに、
何も努力していない私にイライラしていた彼は言った。
ー「とりあえず、やってみないことには始まらないよ。受け身じゃなくて自分から行かないと何も変わらないよ。」
結構この言葉はわたしの心にグサっときた。
(そんなの言われなくても分かってる…!
私は受け身な人間だから、彼みたいにすぐ思いついたら行動!みたいなことは出来ないのに…どうして理解してくれないの?)
なんて思い、自分を否定された気持ちになり、
もしかして嫌われたんじゃないか?と不安になったりもしたけど、
その気持ちは時間が経つにつれて自然と消えていった。
その代わりに大きくなったのは「悔しい」という気持ちだ。
彼の言う通り、受け身な姿勢では何も変わらないことなんて
最初から分かっていた。
努力しなければ人は変われない!
なんてことも分かっているのに、
何かに理由をつけて変わろうとしなかったのは自分。
(お金がかかるから、才能がないから、やる気がないから…)
そんな自分がとても嫌だった。
そして生まれた悔しい気持ちは、
プツンと私のスイッチを入れさせる。
わたしは早速ノートを取り出し、
やりたいこと・ほしいものリストをノートに書き出した!
今まで挑戦してみたい!と心の中で思っていたことを実際に字におこすことで
その瞬間、私の中の曖昧な気持ちが、明確な気持ちに変わっていくのを感じた。
ずっと欲しかったエレキギターはネットで購入したし、練習を怠っていたアコギはYouTubeを見ながらとりあえずやってみた。
そして、挑戦してみたい色彩検定も申し込み、過去問と公式テキストも買った。
ーーーあれ?私こんな簡単に行動できてる?ものすごい爽快感!
今までやろうとしてやれなかったことが、
ちょっとした勇気で行動出来るようになるなんて‥
(勇気を出してよかった!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私のように先のことを考えすぎてウジウジしてしまう人は沢山いるだろう。
もし、それでも自分がいいならそのままでもいい、
けれど少しでも変わりたい自分がいるのなら、
ちょっとした勇気を出すだけで、
自分に自信が持てることもあるんだよ、
というのを分かって欲しい。
まだまだ入り口に立ったばかりだけれど、
これからもちょっとした勇気を出して、とりあえず何か行動してみよう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?