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緊急連載:法人の作り方(設立登記)

noteに書くのが遅くなってしまいましたが、2022/9/2(金)に設立登記の書類を法務局に提出してきました。

そもそも法務局なんて日常で関わりのある役所じゃないので、全くイメージができませんでした。奈良県の場合は、奈良公園のすぐ近く(南側。県丁とかの並びとは別の場所)にある合同庁舎でした。

入口をくぐると陸上自衛隊のプラモデルっぽい模型が陳列してあったりといかにも合同庁舎な感じ。

まずは9/1(木)にこちらで作った書類のチェックをしてもらおうと一式の書類を印刷して持参。持っていく書類はおおざっぱにわけて2種類。一つは登記をお願いする書類(設立登記申請書)で、もう一つは法人印を登録してもらう書類。

あ、以下は合同会社の場合の必要書類です。私はいろいろとズボラしてますので、おそらくはこれが最低レベルで必要な書類と思います。(条件によって他の書類もきっと必要になることでしょう)

まずは、登記をお願いする書類の一式。
 ・設立登記申請書(A41枚の定形フォーマット)
  →ここに6万円の収入印紙を貼りつける。
 添付書類
 ・定款(電子定款なので署名付きPDFをCDRに焼いて提出)
 ・登記すべき事項(ほぼ定款のまる写し)
 ・本店、出資金、代表者を決めた書面
 ・出資金の払込みを受けた証明書(出資金受取証。要は領収書)
 ・代表社員による就任許諾書(そりゃ就任しますわな。。。)

こう書くとエラく大変そうですが、どれも定形書類なので、ネット上なら行政書士さんや会計ソフトのブログなどでサンプル込みの丁寧な解説があります。
筆者は法務省が管理しているシステムでひながたを入手しました。
わざわざこんなのを利用したのは行政自身が提供してるものなら、ハズれがないだろうという判断からです。
 登記・供託オンライン申請システム

次に、印鑑を登録するための書類。こちらはシンプル。
 ・印鑑届書(法人用の印鑑登録の届出書)
 ・代表者(個人)の印鑑証明書

シンプルなはずの印還届書ですが、現物の書面を見りゃスグにわかる話なんですが、解説の類を見てるだけだと、ワケがわからなくなりました。
なんで印鑑証明が要るの?そもそも印鑑登録するための書類なんだから印鑑証明なんて取れへんやん、と。

これ、全くの誤解です。
印鑑届書には押印欄が2つあります。
一つはもちろん法人印を押すところ。
もう一つは提出する人(代表者)の印鑑を押すところ、となっています。
「この法人届書はワタシが提出するんですよ」と書くってことですね。
当然、この届書を受け取った行政側では、ホントに本人の印鑑なのか?を確認する必要があります。なので後者(代表者の印鑑)が本当に実印として登録されている証拠として印鑑証明を出す必要があるんですね。

さて、この一式の書類を持って法務局の相談窓口に(事前予約が必要でした)行ってきました。いろいろ指摘をもらえるかと思いきや、ぱらぱらと内容を確認し、いくつか質問がありました。後はどの書面にどのハンコを押すかを確認した程度ですが、「これでいけるんじゃないですか」というホントかよ、な回答。
こちらの事前準備が適切と喜んでいいのか、担当の方がテキトーでは?と疑ってかかるのかよくわからないまま、相談は終了。

翌日の9/2(金)にはCDRを作り、押印をした上で再度法務局を訪問。書類一式を提出すると「では9/8(木)には登記が行われる予定です。」とだけ伝えられれて終了。
そうそう、この時に受付の方に申請書のミスを見つけていただき、その場で追記しました。通常は受付ではこんな指摘はしないそうなので、ラッキーでした)

これで法人の設立登記は終わったのですが、会社を作るのはまだまだ続きます。今後は散発になりますが、何かアクションする毎にこの連載は続けますので、お楽しみに。




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