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号外:GTIN-13対応のバーコードを作るExcel表を作ってみた

「がんばりすぎないセキュリティ」のNo338でバーコードの話を書いたのですが、筆者自身が興味が出てきて、実際にバーコードを生成するExcel表を作ってみました。

先の記事(バーコードの不思議)でざっくりとしたバーコードの仕組みはかいたものの、実際にやってみないとわからないことも多いので、Excelあたりで作ってみるか、と試したものです。

以下、添付したExcel表を見ながら、読んでいただけるとわかりやすいかもです。

私lはそれほどExcelに明るいわけではないので、そんな難しいことはしていません。

  1.  事前準備としてlookupシートを作成。
    ここで、数字セットA~Cを作成(B2:X13 背景が緑色)

  2.  もう一つ事前準備として、lookupシートに数字セットA/Bを選択するためのテーブルを作成(B15:H25 背景が橙色)

  3.  baseシートに、13桁のバーコードの入力欄を作成。
    で、これを1文字づつにバラしてD列に展開

  4.  2文字目~7文字目(前半の6文字)は1文字目によって数字セットのA/Bを選択しないといけないので、その計算式を入力(baseシートのE列)

  5.  数字セットA、Bのどちらかによって使うパターンを選択してLookupシートから転記(baseシートのF3:L8)

  6.  8文字目~13文字目(後半の6文字)はすべて数字セットCで良い。
    上と同様にLookupシートから転機(baseシートのF9:L14)

  7.  Barcodeシートの2行目(2:2)にbaseシートのF3:L14の内容を転記

  8.  条件付きフォーマットを使って、C2:CS18までを白と黒のパターンとなるように設定。

  9.  Barcodeシートの19行目と20行目に13桁の数字を埋め込み

これでbaseシートのB2セルにJANコード(13桁)を入力するとBarcodeシートに実際のバーコードが展開されます。

手元のいくつかのバーコードで試したところ、実際のパターンと同様のものができていましたので、おそらくは正しいと思われます。

この表の計算は正しいはずですが、幅や高さがJANコードの仕様に適合しているかどうかは未確認です。万一、これを業務で利用するつもりの方は(そんな人いないだろうけど)十分に注意してください。

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