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カール・ロジャース博士と親業

カウンセリングの神様と呼ばれるカールロジャース博士に改めて興味を持ちました!


非指示的カウンセリングを提唱し、来談者中心療法を確立した博士に関する本は一冊しか読んでいませんでした。


私が長年伝えている「親業」というコミュニケーショントレーニングプログラムを開発したゴードン博士の師匠にあたるカール・ロジャース博士の「アクティブリスニング」について、論文までお読みになった方の話をお聞きする機会に恵まれした。


この「アクティブリスニング」という言葉はご存知の方も多いと思いますが、言葉だけが一人歩きし、本当の「アクティブリスニング」がどいうものかが世の中に伝わっていないことをその方は憂いているとのこと。

日本でこの「アクティブリスニング」をロジャース博士の理論に近い形で伝えているのは「親業」とおっしゃっていました。


一生懸命に聴くという態度や姿勢が強調されていて、肝心の聴き方についての理論的な理解がズレていて、多くの人が間違った使い方をしていると感じているとのことでした。


確かに、別組織のセミナーや勉強会に出ると、???と感じることが多々あります。間違いではないけれど不十分だなとか、誤解が起きそうだなと感じたり、聞き手の立場に立つと逆にこんな聴き方はされたくないなど、私もモヤモヤすることがありました。

本当に相手に共感しながら「アクティブリスニング(親業では能動的な聞き方)」をするのは、トレーニング必須だと思います。


篠田真紀子さんが監訳しベストセラーになっている「LISTEN」にもアクティブリスニングが世の中に正しく理解されていないことの指摘が書かれていましたし、人の話を聞けないのは、聞くということに対しての経験不足だというご意見もおっしゃっています。

正しく「アクティブリスニング」ができるようになると確実に相手との信頼関係や相互理解が深まることを実感しています。


1人でも多くの方に効果的な「アクティブリスニング」をお伝えし、私のミッションである幸せな社会の構築に貢献することを果たしたい思った夜でした❗️

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