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中本と獄激辛の話

皆様、辛い食べ物はお好きでしょうか?私は少し前まではほどほどに辛いものが好きでしたが、今では激辛と言われる蒙古タンメンの北極を好んで食べています。
如何にも古今東西の辛味について話していきそうなタイトルですが、言うほど広く種類を口にしていません。なので「自分の知らない辛いものが知りたい」という方はここでページを閉じ激辛マニアのお話を探しましょう。

蒙古タンメン中本との出会い

以前まで、私は1に豚骨ラーメンを好んで食べており、ほかの味はあまり口にしませんでした。そんな中、友人からこれ美味いぞと勧められたのが中本との出会いでした。因みにお店で出されるものではなく、カップ麺です。
最初はこれでもかなり辛いと感じていましたが、その奥にある旨味にやみつき。以降カップ麺を買う時は9割がた中本になります。
と、中本のカップ麺をたまに食べる日々を過ごしていましたが、ここで遂に出会ってしまいます。そう、中本の北極ラーメンです。
通常のよりもかなり辛いことは調べて知っていましたが、誘惑には抗えず購入。お湯を注ごうとして蓋を開けた時に感じる。これは「レベル」が違う。開けた瞬間に広がる辛味特有の香りが鼻を刺激する。これは覚悟を決めて臨まなければならないようだ。そう思いお湯を入れて待機。出来上がり恐る恐るひと口。

かっっっっっっっっっっっっっっっっっっらい

想像の5倍は辛い北極ですが、それでも奥にある旨味は変わっていません。普段より遅いペースながらもなんとか完食。さすがに辛すぎたため次回からは普通の味に戻ろうと思い……ここで事件発生。辛いものを食べる上で避けては通れない現象に直面、苦しめられます。

ケ ツ が 死 ん だ 。

焼けるような痛みが数十分続く生きながらの地獄を味わい、思考回路はショート寸前。二度と北極なんて食うか!と思うのも無理はありません。
でも今はむしろ北極しか食べてないんですよね。なぜだ。
それから北極ブラックなるものが新発売。興味本位で食べるも通常の北極よりはまだ辛くないと感じたのでこちらはリピートできました。牛乳という対策法を知ったのも大きいかもしれません。
そして月日は流れ、遂にラスボスと出会います。

そう、獄激辛です。

とんでもなく辛いと評判の獄激辛、興味本位で買ってしまったのです。北極も食えるようになった今、耐えられないものではないだろうと高を括り実食。








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痛みしか感じません。辛さではなく、痛みです。
恥ずかしながら、用意した1Lの牛乳を全て消費しても半分しか食べられませんでした。そして、あまりの痛みに30分ほど口を風呂場のシャワーで流さなければ正気を保てるものではありませんでした。食品の形に仕上げた拷問です。これを食える人間がいることに驚きを隠せません。
幸い、大量の牛乳で中和されたのか尻の尊厳は守られました。ただ、二度と食うことはありません。あれは食べ物じゃない。
さて、食用叫喚地獄の話は置いといて中本の話に戻りましょう。カップ麺でここまで美味いなら実店舗で食べたらどのくらい美味いのか。とうとうお店に足を運ぶときが来ました。券売機でノーマルのやつを注文し、実食。

麺がうめえ。

当たり前ですが、麺が段違いで美味しい。そして、それ以外の部分もうめえ。来てよかったと思いましたね。カップ麺の方は再現度高かったんだなあとも思いました。とにかくすげえ。語彙力を失うほどに感動していた記憶があります。

さて、ここまで話しましたが中本の辛さは単純に辛いだけではなく旨味もきちんとある完成度の高い商品です。皆様も試しに食べてみましょう。マジでうめえのよ。


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