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人生で死にかけた体験を語る

皆様、これまでの人生で危うく死にかけたことはございますか?私は成人するまでに四度死にかけております。成人してからは良くも悪くも理性が働いてしまい、どうにも危険から遠ざかるようになってしまったと感じますね。
さて、思い返してみればなんでそんなことで死にかけてるんだと自分でも思いますが、せっかくなので記事にしてみようかと考えこの文を書いております。時系列順に綴っていきましょう。もしかしたら子育てで気をつけるべきことが書いてあるかもしれません。

0~3歳 ボタン電池誤飲事件

タイトル通り、小さい頃に食べ物じゃないものを口に含んだというネタですね。これは親から聞いた話なので正確な時期は不明なのですが、大体この時期でしょう。そもそも何かを口に含むのはこのぐらいの年頃でしょうからね。
ただ、口に含むだけならまだ可愛いものでした。あろうことかベビーyouta、飲み込んでしまった……!それも極めて危険……!ボタン電池……!
ご存じない方のために説明しますと、ボタン電池は胃酸に触れると中から液が漏れてきます。その液はタンパク質を溶かすため人体には極めて有害です。体内であれば尚更ですね。そして一番の問題はこれが赤子であること。最悪の場合、命に関わることさえあります。なので最近子供を出産した、またはこれから出産を控えているお母様は小さいものをの手に届くところに置かないように徹底してください。
因みにこの事件の顛末ですが、最終的には病院へと行かず無傷での解決となりました。これがまた面白くてですね、飲み込んだ直後に寝たため胃液が分泌されず、そのまま腸を通り尻から排泄されました。早い話が溶けずにウ○コとして出てきたらしいです。
勿論尻からボタン電池が出てきたことで誤飲が発覚、病院へ連れて行かれましたが前述のとおり無傷での生還となりました。
思えば、私の悪運の強さはここから始まっているんだと思います。これまでの人生マジで死にたくても死ねませんでしたね。では、次に参りましょう。

5歳 海で溺れる

詳しくは覚えていませんが、親と離れたタイミングで沖に流され溺れた記憶があります。あと少し発見が遅れていたら海野藻屑さんになっていました。おーこわいこわい
溺れた直接の原因ですが、父親がなくしたサングラスを探そうとしていた記憶がありますね。そんなんに命をかけるなよ…
子供は何が危ないかを理解していません。なので気がついたら目の届く範囲から離れ、危険な目に遭っている可能性があります。なので保護者の皆様、スマホをいじりながら子供を連れての外出なんて論外です。子供から目を離してはいけません。いないと思った次の瞬間には大怪我をしている。子供とはそういう生き物です。溺れた話がどこかにいきましたが、これ以上話すようなことはないので次に行きましょう。

13歳 果汁グミ、気管支に詰まる

ここから暫く平和な時間が訪れます。この間に命の危機に瀕することといえば親に口と鼻を塞がれ殺されかけたぐらいですが、それは別にエンターテイメント性が無いので除外。
それは中学二年生の夏。小さい頃からグミが大好物だった私はその日もグミをおやつに食べていました。しかし、前日に夜ふかしをしており少し眠い。眠気を感じながら口にグミを含んだその時、眠さのあまりあくびをしてしまいました。吸われる空気とともにグミも吸い込んでしまい、スポッと気管支にジャストフィット。気温はホット。命の危機にヒヤリハット。
このとき食べていたのはリンゴ味だったため、少しの隙間もなくはまりましたね。しかし、幸いだったのはあくびと同時に詰まったこと。つまり、空気を吸っている状態だったので少し余裕があったことですね。
この時、喉に力を入れ全力で吐き出し事なきを得ました。その後暫くはグミを食べる気になりませんでした。そりゃそうだ。しかしグミで死にかけることもあるんだし、蒟○ゼリーでの死亡事故が報告されるのも頷けます。この手のものって本当にピッタリ喉にハマるんだわ。そりゃ呼吸できねえ。
皆様もグミを食べる時はあくびは控えましょう。死ぬぞ。

17歳冬 自転車登校時に雪で滑る

無事に進学し、高校生活にも慣れてきた二年生の冬。
当時の私は最寄り駅まで自転車で向かい、そこから乗り継いで学校を目指す形で通学をしていました。しかし通学路は狭い車道にガタガタの歩道。地元民は抜け道を利用するやべえ国道を走っていました。車道が狭すぎて自転車が通れるスペースがないため、必然アップダウンの激しい歩道を走らねばなりません。当然、歩行者もいるため減速、停止を繰り返して命からがら駅近くの駐輪場に到着。今思うとなぜもっと楽な道を探さなかったのか不思議ですね。
さて、タイトルで察した方もいるかと思いますが、こんな道に雪が積もろうものならそりゃもう地獄への片道切符と変わりありません。なんでそんな道を自転車で走れると思ったのか……。しかも一日だけならともかく、雨の日以外は自転車に乗っていたため雪の降る季節も毎日自転車通学です。つまり、「不幸にも」ではなくいつか起こりうる必然の事故とも言えます。
さて、事件が起きたのは雪が降った翌日の晴れの日。雪が降る地域に住んでいる方ならわかると思いますが、ある程度積もり、その後踏み固められた雪は柔らかさを残しておらず、密度の低い氷と化しています。ましてや天気は晴れ。表面がうっすらと溶けているため私のボケぐらいよく滑ります。そんな道を……自転車で……通るか……?
案の定、例の狭い道で雪の上を滑り、車道側に転びそうになるも偶然近くにあった道路標識に全力でしがみつき車道に投げ出されるのを阻止。ちょうどそのタイミングで車が通過していったため、咄嗟に道路標識を掴んでいなければ、点灯した場所になにもなかったら、私はこの文章を書いていなかったでしょう。これまで死にかけた中で、ある程度成長していたのもあって最も恐怖を感じる出来事でしたね。今でもその時の感覚を思い出せます。
皆様、雪の積もった場所を自転車で走るのは絶対にやめてください。死にます。

以上4つの死にかけた体験について語りましたが、いかがでしたか?思い返すと子供って本当に危険を危険だとわからないんだなぁと感じましたね。
因みに現在自転車は趣味だし泳ぎに嫌悪感は無いしグミは大好物のままです。まあ安全には気をつけていますが。
皆様の死にかけた体験なども聞いてみたい気持ちはありますが、今回はこのあたりで筆を置きます。こんなふうに、真面目な話の合間にこういった話を定期的に投稿していきたいですね。それでは。

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