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不思議なプロダクト

こんにちはダダです。
今日は嬉しい事がありました。
こどもあとりえに通う、りり(小3)が僕にプレゼントをくれました。
手作りの箱を開けると上の写真の不思議なものが3つはいっていました。

プラスチックと段ボールと輪ゴムで作られています。よくよく見ると、紙では輪ゴムを引っ張ると破れるので、段ボールで補強しています。
丁寧につくっているのがよくわかって嬉しくなりますが、これが一体何なのか!?

本人に聞いたところ、こういう事だそうです。
私がお家でマンガを読んでいて、途中のページでマンガを伏せて置いておくと、お母さんが本棚に片付ける。
そうするとどこまで読んだのかわからなくなる。そこで栞(しおり)を思い付いたが、栞はすぐに落ちてしまう。
そこで、落ちない栞を作ろうと考えたのだそうです。

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そしてこの栞を入れる専用のケースがまた秀逸なのです。
写真のように、段ボールの切り込みにうまく輪ゴムで止められるように作られています。子供の試行錯誤の形跡ほど愛らしいものは無いと思います。じっと見ていたくなる!

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この小学3年生のアイデア商品には、
アトリエe.f.t.で教えている事の多くが詰まっています。
何気ない日常の中の些細な問題を拾い上げる意識が育っています。
現状と理想との間にある問題を、デザインによって解決しています。

りりは、もともとお絵かきが得意な女の子ですが、アイデアや工作は得意ではありませんでした。
最近は自信もついてきて嬉しく思っています。


100人100通りの人生に取説は無い! 自分だけの地図を描くチカラを身につける。 「つくるを通して生きるを学ぶ」アトリエe.f.t.です。 応援ありがとうございます!!