9/22(火)浦和1R予想

 今回私が浦和で最初に愛した女、クラミネルヴァの園田への転入が決まり、浦和競馬を去ることになった。このnoteではクラミネルヴァがいかに美しい女であったかを語りたい。

クラミネルヴァ。無事之名馬、それを体現した名牝。毎開催、ほぼ初日に出てきて必ず逃げる。初日の前半に出走するクラミネルヴァの逃げの時計やコース取りを見ることは浦和の馬場を測るルーティンのようなものだったし、酷く止まる日は逃げ馬を買うのを控える日にすることもあった。何度も買い、少しの良い思いとかなりの損をさせられた。
 クラミネルヴァのレースの中で最も思い出深いのは2018年7月16日の吉原騎手を背に逃げて圧勝したレース。後続4馬身差、決着時計1:31:4はそのときのクラミネルヴァのベストパフォーマンス。こんなに強かったのかと私は衝撃を受けたし、きっと藤原智調教師も衝撃を受けたのだと思う。この日の圧勝以降のレース、クラミネルヴァは絶対に逃げる戦術を確立させた。
 そもそも私が浦和競馬を重点的に見始めたときは、テンは速いけど必ず逃げる馬ではなく凡百といるC3馬の一頭に過ぎなかった。そのクラミネルヴァを浦和で光り輝くC3馬の一頭に変えてくれたのは吉原寛人騎手なのだ。今は戦線を離脱しているが彼の一日でも早い復帰を心から祈りたい。
 クラミネルヴァは地方競馬の中では良血馬だ。クラミネルヴァの父は僅か3戦でダービーを制したフサイチコンコルド、母は北海優駿を制したクラシャトル。フサイチコンコルド産駒のJRA現役馬は現在0頭、地方競馬の現役は2頭だけ(もう1頭は大井所属赤嶺厩舎のセユウハッコー)
クラミネルヴァは繁殖牝馬としていけるとかそんなことの前に兵庫でまずは頑張ってほしいとか、出走したら必ず応援するよとかそのあたりの話であと500字は行けますがここら辺で許してやる。

浦和1
◎7エダマメ
○4トモノクリスタル
▲10ヴァンブルース
△1クリスタル

3歳800m戦珍しい番組ゆえに速力ある馬が多いが最も優れているのは◎7エダマメ。前走川崎1600mを逃げて3着からの4ハロン短縮。2走前は中島鞍上で終始内の馬に遠慮しながら抑えつつ外2先行、それで前半3Fを12.2-11.6-12.2のハイペースで5着に残す地力をまず評価。3走前は篠谷を乗せて逃げて3着、今回3走ぶりに鞍上の篠谷にはこの日のように強気でいってほしい。浦和800m戦は新馬でペルフェッタの2着の48.6の記録もあり適性には何ら問題ない。
対抗は〇4トモノクリスタル。小久保厩舎のこの馬は脅威。ゲートの出はイマイチだが出た後の二の足が非常に速いのは新馬の800m戦の圧勝が証明。ただ左海→本橋→保園と鞍上替わり。ゲートをまともに出られず憤死がキャリア4戦で2戦経験ある馬なのでここまでの戦績通り、ゲートを出るかどうかは五分五分で見たい。だから対抗止まり。ただゲート遅れても二の足でエダマメの外に切り返しての勝利まで考慮したい。
単穴は▲ 10 ヴァンブルース。平和賞までの2歳戦でのスピードが優秀だった馬。外枠で隣の馬に恵まれたのでエダマメのエスコート受けながら外2追走まで可能性としてあると見る。前走から短縮路線を使っていて、前走の川崎900mは完全な消化不良で力出し切れず。エスコート受けられる今回、スムーズに走って一変も。
連下は△1 クリスタル。この馬は出走間隔が半年程度空く馬だが、前走のクロスフーガを置き去りにした逃げはエダマメの2020年7月2日の3走前の内容と何ら遜色ない。4,7がきっちりゲート決めると苦しい競馬になるのは間違いないので4が大コケしたときの抑えまで。

ヴァーツラフ。判断しようがない。当日のオッズの入りみて検討。
ピコデロロ。門別新馬1000m勝ち経験ありも藤男の馬買わないんで・・・
シェナホープ。800m戦勝ち経験あるが藤男の馬買わないんで・・・
アミン。藤男。
ダイバキャッツアイ、サノチナ。調べたけど遅い。
ランニングSTAR。来たらTIPSTAR引退。



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