たべるんごのうた

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵におなじ。 (平家物語 冒頭より)

流行、ブームとは本当に一瞬一瞬で変わっていくもので、世間ではタピオカが流行ったかと思えば次はほうじ茶が流行っている(らしい)(注1)

現在インターネットの汚泥の底とも言われるニコニコ動画の中でもこの冒頭引用の盛者必衰の理には逆らえない。オルガが流行ったかと思えば、乗るなエース!が流行ったり、ワザップジョルノが流行ったりした。(注2)

ワザップジョルノブーム末期の動画の投稿は2019年の7月である。(注3)

そしてタイトルにした「たべるんごのうた」のブームは2020年2月である(僕が視聴しだしたのは3月)

この2ブームの間に半年以上の空白の時間がある

ではその半年の間ニコニコ動画は何が起こっていた?と問われれば僕の記憶する限り、バーチャルyoutuberの切り抜きやリングフィットアドベンチャーRTA、ポケモン剣盾の対戦動画を投稿されていただけでニコニコとして特筆すべきブームは起きなかった。

別にブームが発生してないからニコニコはオワコンだとかVtuberは悪とかそういう話がしたくてこの記事を書いているのではない。むしろ逆で久しぶりのブーム発生に歓喜してこの記事を書いている次第である。(注4)

残念ながらアイドルマスターに関する知識が無いので一部動画のネタを完全に理解できてはいないが特に面白かった動画を紹介しよう。





動画の時間は合わせても5分程度なのでぜひ見ていただきたい。

僕はニコニコ古参というには若く2013年初頭ごろに会員登録したのでニコニコ動画全盛期末期に近い後期から入った人間である。それでもニコニコ動画の文化をある程度は知っている自負はある。(その流れは別記事にて)

わざわざ言うとくどいかもしれないが世界最大手のYoutubeにも、類似サイトのbilibili動画にも無い特徴もとい特長をニコニコ動画は持っている。(当然逆もしかり)

久しぶりに巻き起こったブームはまさにニコニコらしい動画を再び創ってくれる起爆剤になったと思う。もうニコニコでブームは起きないのかとすら思っていたのでひと安心したという思いもある。

このブームがいつまで続くかも分からないし、ニコニコ動画がいつまであるかも分からないが今はこの喜びとともに今日も面白い動画を探していきたい。


最後に初投稿の記事は短めが良いと聞いていたにも関わらず1500字近い長文になっていた。どうも自分は長々と書けるがまとめるのが下手くそらしい。ここまで読んでいただいた読者の方には本当に感謝

そしてこの記事が良かったという方は・・・・・・












ぜひ、高評価とチャンネル登録をお願いします!!



注1:ちなみにタピオカミルクティーはしっかりとした店で飲んでみた。タピオカの触感は好きではないがラーメンのスープを逐一ネギと一緒にレンゲで飲む人間なので液体に触感を合わせて飲みたいがという気持ちは分かる。(場違いな感想か?)

注2:ここでいうニコニコのブームの始まり終わりはある程度伸びた動画の投稿日時で判断することにしている。

注3:(淫夢要素は)ないです。なニコニコユーザーで居たいのでここに書くが「先輩!好きッス!」でも9月ごろでブーム自体は終わっている(そもそもブーム自体も前述の3つと比べると小規模だった)

あと、「お願いマッスル」も流行っていたが忘れていたので追記。ただいずれにせよやはり小規模だったと思う。

注4:加えて前述の3ブームとも原作ファンからいい顔をされないことも多かったゆえに、そうではない「たべるんごのうた」ブームは一層嬉しい。淫夢も度々、同性愛者を笑いのタネにしてるなどと言われていて今後どうなるのか

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