028 母の日に思う 2022

今日は母の日。
すでにGWに帰省した子どもからプレゼントを貰ったし、実家の母へは少し早めにプレゼントを渡したので、今日が「母の日」だということを意識しないで過ごしていた。

すると、実家の母から、
「お父さんの様子がおかしい気がする」と電話が。
急いで実家へ駆けつけたけど、父に特に変わった様子もなく…一安心。
母は、数カ月前に体調を崩した父のことが心配で、ちょっとしたことに不安を感じてしまったようであった。(母の心配性は昔から💦)

母の心配性は昔からなので仕方ないとは思いつつも、「不安がる母」を見ると、ついつい「心配してしまう私」。
つくづく親子だな…と思う。

きっと母のことだから、明日も心配になって連絡がくるかもしれない。
だったら、明日、実家に行ったほうがいいのだろうか?(←昔は、そうしていました💦)
でも、明日は用事があるし、そもそも母は元気なのだから、自分の用事をキャンセルしてまで実家に行く必要はないよな・・・。

そんなことを思いながら、帰宅後、母に電話し、
「お父さんのこと心配かもしれないけど、明日は用事があるから連絡をもらっても行けないかも…」
と話すと、母は心底意外そうに
「あんたにそこまでやってもらおうとは思っとらんわ」
「私もお父さんも年だし、もう覚悟はしているんだよ」
「何から何まで、あんたにやってもらおうとは思っていない」
と言って笑った。
母の言葉を聞いて、カラダの力がスッと抜けると同時に、
なぜだか、ものすごく「愛」を感じて、嬉しいような、寂しいような、何とも表現しがたい思いと同時に涙があふれた。

母とは本当にいろいろとあった。
母を恨んだこともあったし、最近まで母のことが怖くて避けていた。
でも、最近思う。
心配性で怖がりな母だけど、一生懸命、強がって、頑張って、私や弟を育ててくれた。
辛かった前職時代、それでも歯を食いしばって頑張ることができたのは、きっとそんな頑張り屋の母の影響を受けたからなんだろうな。

まちがえなく、私のルーツは母なんだ。

母に対し、これまでになく感謝と愛の気持ちがわいた「母の日」であった。


(余談)
いつもは何もないのに、今年は夫から「母の日だから…」とプレゼントを貰った。嬉しかった🎵


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