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話の賞味期限

日々を過ごしている中で起きた出来事を、これはお母さんに話そうとか、彼氏に話そうとか、友達に話そうとか思うことがあると思う。

その内容には、伝えて美味しい時期がある。
例えば、「今日つくしが生えてたんだよね〜春だね〜」って1ヶ月後に会う彼氏に言ってももう春は終わってるかもしれないし、そのつくしだってもう生えてないかもしれない。
これは賞味期限切れ。もって3日ぐらいかな。
でも、「高校の友達が結婚してさ〜」って話はおんなじシチュエーションでも全然大丈夫。
これは賞味期限1年くらいありそう。

この春から、私と彼氏は学校が別々になって今までより会える時間が少なくなる。どうやって会う時間を作ろうかとか、コミュニケーションの方法を考えていた時、これから賞味期限の短い話は少なくなるなって思った。
これまでほぼ毎日会って、ほんの些細なことでも話してたのに。
寂しくなった。

ラインとか電話でも話せばいいやんってなるけど、多分満足しない。
長期休みとかまれに2週間に1回しか合わない時があるんだけど、いつもかなり会話の時間が減るんだよね。
その間、一人で消化する。積もると辛くなる。

じゃあ友達に話せばいいやんって。違う。
彼に話そうと思って収穫してしまう話だから。

収穫するのやめる癖をつけたらいいのだろうか。
何か、なんか。それっていいんだろうか。

難しい。

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