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0625

最高の日曜日だった。

高校時代からの友人達と海でバーベキューと花火をした。

8時から地元の海開催。
普通、昼からバーベキューして暗くなった頃に花火をする流れがベターだと思うのだけれど、夜から始めて江ノ電終電までに終わらす、巻きに巻いた短時間勝負。時間にしたら2,3時間だと思うのだけれど、ひと夏を全部詰め込んだくらい楽しかった。

私たちはところどころで集まっては一瞬高校生に戻ったそんな遊び方をしてまたそれぞれの生活に戻っている。

その日は私と家が近い幼馴染が買い出しとバーベキューセットを持ってチャリで海まで行ってみんなを待ってた。

まず幼馴染と乾杯して、次に来た友達と乾杯して、最後に残業終わりの友達がきてまた乾杯した。三回した。

とくに何か話すわけではない。
正直なにを話したかほとんど覚えていない。
ただ笑ってた。

肉が焦げた、笑う。
箸が砂まみれで笑う。
なにかこぼして笑う。

ずっとそんな感じ。

途中、ライターがなくなってジャン負けで買いに行って、こっそりおにぎり食べる。

やっぱりこんな感じ。

時間配分ミスって花火を10分で終わらした。
蝋燭がないから1人が着火したらバトンみたいに火をリレーして、花火の楽しみ方間違ってないか?っていう感じだろうけど、楽しかったならそれでいい。正解。大正解。

急いで片付けて、電車組を見送って、また幼馴染とチャリチャリ40分かけて帰った。

多分私はこの日を世界で一番楽しんでいた自信がある。そして、この日があるからこれからの色々が少し軽くなる。

彼らも同じように思ってくれていたら嬉しい。

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最近むしゃくしゃする日が続いた。
私の時間を勝手に定義されたり、利用しようとしてくる人達がいたり。この日曜日のぽっかり予定が空いていたのはそれのせいだった。

じゃあ世界一楽しんでやろうと思った。

私の時間を安く買おうとした人たちが、なんだかモヤモヤするぐらい楽しく過ごそうと思った。

真っ先に思いつくのはやっぱりあの人たちで、
みんなが楽しんでくれたらいいなぁといつも思う。

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