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一生懸命生きる即ち

こんにちは、ご無沙汰しております。

ひとつ、私の人生に於いて、大きなイベントがあったので筆を握りました。


カタカタカタ…


3/3祖母が亡くなりました。


うちは母子家庭、母は夜のすすきの勤務のため、祖父母にかなりお世話になり生きてきました。

祖父は3年前に他界しました。

置いていかないでよ…と泣いていた祖母を思い出します。

きっと今頃一緒に酒とタバコとしょっっっぱいツマミを嗜んでいることでしょう。


見た目、声、性格。

私は祖母の遺伝が強めです。

自己肯定感こそ低い私ですが、祖母に似たことはとても感謝しています。


曾祖母が亡くなったときの葬儀、当時2歳の私にわざと真っ赤なロンパースを着せた祖母。

今回はそんなファンキーな祖母の葬儀だったのもあってか、派手な髪色を戻そうとした私に母は


そんなことしなくていい!


子供たちの服買わなきゃ…と呟いた私に


そんなことしなくていい!


と言ってくれました。

喪服なのにバッチバチの紅芋タルトパープルで参列しました。

子供たちはおさるのジョージのロンT。


マスクはシンプルな白がいいよな…と気をつけて行ったのに母も妹もスヌーピーのマスクをしていました。

自由すぎんか?


そして何より祖母自身がとても綺麗にお化粧してもらっていました。

晩年はオシャレなんて出来る状況ではなかったので…よかったね…


そして母ですが、悲しいとは思いますが、祖父母の世話でなかなか自由な時間がなかったので、これからは自分の時間を大切にしてほしいと思っています。

お疲れ様でした、任せきりでごめんね。


葬儀の締めのお説法で


生を受けた以上いつか必ず死ぬ。

だから限られたその時間を一生懸命生きる、即ち必死。

「必死」とは「必ず死ぬ」と書くんです。


というお話を聞きました。


こんなこと言ったら罰当たりかもしれませんが、私はお葬式のお坊さんの説法が結構好きだったりします。

お坊さんのお話って面白くないですか?

今回来てくれたお坊さんライバーやんないかな。

私リスナーなるよ。


最後に

配信界隈1人だけ祖母が亡くなったことをリアルタイムで打ち明けておりました。

亡くなる直前も現実的なことばかり気がかりになりやけに冷静で、配信も普通に毎日していた私は冷酷でつくづく自己中心的だなと自分に呆れていました。

そんなときにその方に


亡くなった人は帰ってこないし、いつまでも悲しんでたら自分のためじゃない。

今、現実を生きている人間の方が大事。


と言っていただき、本当に救われました。

私は私のために、限られた時間を一生懸命、必死で生きようと改めて思ったのでした。

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