(連載小説)たこ焼き屋カピバラ、妖怪と戯れる<エピローグ>
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たこ焼き屋カピバラ、妖怪と戯れる
エピローグ
冬の入り口が見え始め、風は徐々に冷たくなって来ていた。
「さかなし」閉店後、茨木童子がグラスに注いだ紙パックの日本酒を豪快に傾けながら、うっとりと目を細める。
「わはは、やっぱり日本酒やな。昼に飲めへんのは、ま、しゃあないか」
そのせりふに、竹ちゃんが呆れた様に鼻を鳴らす。
「昼